2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

いわき日記 その五

23日の上演終了後、外に出るともう暗い。隣接した公園の木に青と白のイルミネーションが点いていてきれいである。居酒屋にでも入ろうと飲食店街を回るが、どういうわけか行くところ行くところ予約で一杯とか満員で入れない。駅前まで行ってやっとU民に席…

雑録

定期公演に向けた準備と稽古をしている。今回は歌を歌う。本にある言葉をメロディにのせる。作曲は生徒。よくできるものだと感心する。といっても、口で歌って音楽の先生に採譜していただいているのだが。歌うのは別の役者だから、いったいどんなことになる…

いわき日記 その四

上演5 島根県立松江工業高校 「贋作マクベス」 作、中屋敷法仁 よく知られ、上演される作品。以前、山形市内某高校が上演したものを観たが、今回の作品とは全く違っていたと言っても良いだろう。同じ脚本なのにどうしてこんなに違うのか。スピード感と密度…

いわき日記 その三

開場時、自分の2、3列前に男子生徒が数人座る。格好いいというべきか。男子校の雰囲気がある。後で分かるのだが、彼らは松江工業の部員さんたちだった。 上演4 新島学園高校 「厄介な紙切れ―バルカン・シンドローム―」 作、大嶋昭彦(顧問) 「厄介な紙切…

いわき日記 その二

23日、朝早くつばさに乗ったが、自由席だったので郡山まで座れなかった。ちょっとつらかった。 いわきに降りると山形より日射しが強く感じられる。駅からアリオスまでの途中に予約したホテルがある。その場所を確認し、会場に向かう。 アリオスには大劇場…

いわき日記 その一

金曜日、終業式、離任式。自分は退職だが離任しないので登壇しない。毎年卒業したばかりの生徒がたくさんお別れに来る。体育館の端に並ぶのだが、今年は学年の大半が来たのじゃないかと思うくらいに大勢だった。 昨日月曜日、成績会議、職員会議。校内人事の…

また1年やれます

昨日の華道部の花 人事異動内示。再任用で現任校に残ることになった。これからは1年契約の身である。 昨日は「○○先生お疲れさまの会」だった。自分の退職を祝って、7年前赴任した時の1年生(今、大学4年生。4月から社会人)から現在の高校1年生まで7…

疲れている

校内に飾られている華道部の花。春らしい。 高校入選の業務が終了。昨日17日(日)が合格判定会議、合格発表だった。10日(日)が入選で、日曜日が連続して勤務日だったので代休があり、妙に飛び飛びの勤務となった。曜日の感覚が狂う。 10日に作文の…

明日は高校入選

卒業生がいれば、受験生がいて新入生がいる。…新入部員は? 定期公演の参考に、サーカスのワゴンが出て来そうな映画のDVDを借りて観る。 とりあえず「道」、「エレファントマン」、「Dr.パルナサスの鏡」。大体共通な構造を見つける。 「道」でザンパノ…

The First Grader

春めいて暖かく、雪がどんどん溶けていく。乾いた地面も広くなり、気持ちがよい。が、花粉が飛んでいると思うと憂鬱でもある。 今日は代休だったが、出勤して学年末考査の問題作成、印刷をした。設問数が多くなってしまった。 国立前期の発表日なので3年担…

雑感

未開部族の村で調査に当たる学者たち。彼らの語る伝説の内容に驚愕する。最近発見されたばかりの天文学的知見が、祖先からの言い伝えの中にすでにあるのだった。すわ一大発見か。 さにあらず。別の外国人調査隊からの知識が彼らの話の中に混入したものだった…

3月になった

1日は卒業式だった。厳粛な中、例年に増して歌声が美しかった。 校長式辞は昭和20年4月の川崎大空襲で亡くなった先輩たちについて。 当時、勤労動員により県内の旧制中学校、高等女学校の生徒たちは、関東地方各県で働いた。本校の前身である山形第一高…

パンズラビリンス

ダーク・ファンタジーとか。数年前の映画だが初めて観た。 スペイン内戦後のフランコ政権下、反政府ゲリラと軍の戦い、凄惨な拷問という悪夢のような現実が描かれる一方、地下王国の王女が地上に出て自分を失い、人間世界に生きているが、いつか試練を経て王…

野郎版トシドン

明日は卒業式。予行があった。その前の授業、終わる頃に学年の先生方が最終授業だからと教室に入ってきて、終わると生徒がお礼の言葉を述べて花をくれた。 再任用で来年度もどこかでまた授業をするはずなので、ほんとに最後だという意識がなく、サプライズだ…