2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

1945年8月15日以降の韓国における農地改革(朝鮮半島における土地制度の変遷)その10

小作権・耕作権について考える 再再度、「韓国における農地制度の変遷過程と発展方向」からの引用 引用開始(記号、下線は筆者) 2.日帝下の農地制度 朝鮮の土地制度が封建的土地制度から近代的土地所有制度が確立するのは、日本の植民地下で実施された朝…

自作高校演劇脚本③ 『赤頭巾最終回』

赤頭巾最終回 原作 ヤコブ・グリムとウイルヘルム・グリム 訳 金田鬼一(岩波文庫版) 翻案・脚色 佐藤俊一 登場人物 男1(狩人) 女1(母/おばあさん) 女2(赤頭巾) 男2(狼A) 男3(狼B) 舞台装置 舞台上には階段が二つ置いてある。(一つの階…

自作高校演劇脚本②             『スターライト・マジック』

『スターライト・マジック』 作、佐藤俊一 全一幕 九場 時 現代 秋の彼岸のころ その四カ月後 所 某地方、某県、某市のとある住宅地 小公園 小学校の校庭 登場人物 母 四十歳くらい 祖母 七十歳くらい サトコ(姉) 中学校三年生 カナコ(妹) 小学校六年生 …

自作高校演劇脚本①『マイ・ブルー・ヘヴン』

『マイ・ブルー・ヘヴン』 作・佐藤俊一(これはペンネームです) 時 現代の秋(この作品は平成初めの頃に書きました。およそ30年前と考えてください。) 所 天上、中学校、中学校の屋上、百合子の家(それぞれ少しの装置でよい。抽象的装置でもよい) キャ…

雑感 20210221

昨日はアクセスがすごく多かった。もしかしたら、昨日の観劇の感想を期待されているのかも知れない。でも今日も上演があるのだから、「楽しかった」「面白かった」以外には、余計な先入観を持たせてもいけないので、そんなすぐに書くわけないですよ。書かな…

1945年8月15日以降の韓国における農地改革(朝鮮半島における土地制度の変遷)番外 2

併合前後の朝鮮半島の人口について 昨年12月26日の記事1945年8月15日以降の韓国における農地改革(朝鮮半島における土地制度の変遷)その5 - 晩鶯余録でも書いているが、人口の推移について再考してみる。 いろいろな資料に出ている朝鮮の人口は、それが同年…

雑感 2021年2月6日 鬼桃太郎 叔母の葬儀

青空文庫で尾崎紅葉作の『鬼桃太郎』(1891(明治24)年に博文館から幼年文学叢書の一つとして刊行されたもの)を読んだ。絵草紙風で、文字は活字で版木に彫ったわけではないだろうが、挿絵が恐ろしい。桃太郎に財宝を略奪された鬼が島の王は、復讐を企て勇…