涼風吹く

 冷涼な風が吹く一日だった。木々は緑を濃くし、萬緑という言葉が思い出される。山々に植物が繁茂し、生命力が濃密に漲る季節となる。恐るべき生命の充溢。
 
 
 
 ↓ アトリエ公演のポスター原画。生徒Sが描いてくれました。明朝、校内に掲示する。
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 3日は県高校総体なのでほぼ全部の運動部員とその顧問の先生方は不在。しかし、来週からは3年生が放課後講習を開始するので、演劇部の3年生に観てもらえるのは今週しかない。3年生は自分たちが1年生の時に演じた作品だから、見る目もひと味違うだろう(3年生2人出演しているんだけど)。
 3日は午前中だけの特別時間割なので、1時開演となっている。
 
 5回目の再演。一つの作品を、時を隔てて違った役者、違った空間で演じることを繰り返すと、見えてくるものがあるように感じる。それはこの作品の良さでもあるし(自画自賛)、逆に今演じている役者の力量の度合いを、以前の役者と比較して判断することができるということだ。今日稽古していたのと同じ場面を、前任校の上演ビデオで見せた(カメラの液晶で…)。自分たちとは違う演じ方、役作りに驚いたり感心したりしていた。
 作者の処女作。処女作にはその作家の全てがあるとか。哬哬大笑。
 明日から通し。でも顧問は会議。明後日は演劇鑑賞会例会。…通し、見れないです