県大会の舞台写真、地元写真館の撮影で、9㎝×12㎝、1枚70円で売るということである。大きい判はもっと高値。デジタルだからどんどん撮れるので、100枚ある。7000円かけて全部買うことにする。
自分の撮影したビデオもダビングしてあげないとなあ。
上は地区大会の写真。始まってすぐの、旧校歌を歌った後の場面。
来年の全国高校総合文化祭への出場(生徒講評委員)についての文書が来た。おお、本当に行けるんだ。これも部員たちのおかげと感謝する。
県大会の講評について。
ほめていただいた点は、生徒はうれしいでしょう。一方、残念な点、分かりにくかった点の指摘については、もうどうしようもないのです。高校2年生には次の機会がないのです。高校によっては、3年生も出場可能な学校があるのですが、本校の場合、大会出場は2年生までしかできないのです。3年生になった4月に単独校外公演をして引退してしまいます。秋の大会にはでません。実質活動期間2年。
メンバーが毎年入れ替わるというのが、高校演劇の特徴(制約?)の一つで、ここが劇団と違うところです。アドバイスは次の年代へのものになり、その子たちはまた別の芝居を作ることになるのです。
同じ一つの作品を何年かかけて練り上げていくということをやるためには、コンスタントに、あるレベルの部員がそろっている必要があります。しかし創作脚本の場合、ほとんどが今いる部員への当て書きになるので、翌年には条件(まず部員数、学年のカラー)が合わなくなり、よほど書き換えない限り上演不可能になってしまうのです。後輩が受け継いでいくということにはなかなかならない。
だから脚本を書く顧問は、毎年数ヶ月間で新作を書き上げ、演出もするという世界なのです。(〆切りに追われるところだけはプロ並みでしょうかね)そんな状況で良い作品を生みだす(脚本のレベルアップ)のは難しいでしょう。
毎年、日本中で膨大な数の作品が作られては消えていく。全国大会で上演され、『季刊高校演劇』に掲載された作品は多くの高校で何度も再演されますが、普通はほとんどが1~2回の上演で消えてしまいます。(県や地区によっては顧問・生徒の創作脚本集を作っているところもありますが)