部活再開

 部活再開。地区大会まで毎日7時終了の延長部活。
 改善すべき1場後半、2場を練り直す。テンポを上げる。動きをつける。独白調の台詞は観客に向けて。
 ドアは歪みを直すために解体。
 
 3年生から現役1・2年生への感想(ダメ出し)が届いていた。これがいちばんありがたいし、ためになる。小道具や衣装について細々としたアドバイス、台詞の言い方についてのアドバイス
 
 漏れ聞く生徒の感想では、「去年の作品より分かりやすくおもしろかった」というのが結構あって意外の感がある。今年のような難解な設定のない、去年のような高校生モノ、学校の図書館が舞台という方が分かりやすかったのではないのか?
 今回の作品、ラストの方は割に惹き付けているようだが、前半がローテンションで入り込めないようだった。テンポアップ!!
 
 ダメ出しをくれた3年生の1人は、校内弁論大会で自身の経験を踏まえて舞台の話をしていた。昨年の作品で演じた役柄が、自分の置かれた境遇と似ている面がある(姉に身体的障害がある)という内容だった。それは脚本を書いた自分は全く知らなかったし、他の部員たちも誰も知らなかった。偶然といえば偶然か。あるいは親類縁者に障害を持つ人がいるのは多くの家庭に共通してあることなのだ、ということかもしれない。しかしよく黙って演じていたものだ。ん? 前にもなんか同じようなことがあったような気もする…。
 
 
 地区大会の各校上演作品が判明。「高校演劇情報」の書庫にアップした。パンフレットの校正刷りが送られてきたので分かった(少しフライング気味)。ずいぶん古い作品から、生徒の創作、数年前の全国大会上演作品、スタンダードな作品(2校)まである。顧問創作はうちだけのようだ。
 
 「創作脚本集」第3集掲載作品の募集をしているが反応は良くない。もうネタ切れなのか? 今年の大会が終わらないとダメなのか。各校定期公演での創作脚本があると思うのだが。
 昨年の県大会講評でもあったように、創作が大事なのだから、多くの人に読んでもらえるように残して置くべきだと思う。