iPod画面、完全復活 その他

今日見たら、iPod画面の黒いシミは完全に消えていた。画面操作にも障害はない。

何だったんだろう。まあとりあえず良かったということで。

 

イギリス下院(庶民院)選挙で保守党(コンサバ)が大勝利。

イギリスの独立独歩、しかしかつての「大英帝国」も、いよいよイングランドスコットランドウエールズの結束が弱くなって(アイルランドは言わずもがな)、もとのバラバラに戻るんじゃないかと思ったりする。

EUから脱退したイギリスはTPPに加入してくる、日英同盟の復活と言う人もいる。まあそんな気はする。(いずれにしても英連邦は健在だろうが;15日追記)

 

石橋政嗣氏が亡くなった。社会党書記長として成田知巳委員長とコンビでいたころが思い出される。あの頃の国会での議論は鋭かったと思う。自民党の誰だったかが、「核兵器は実際には使えない兵器なのだ」とか言ったら、「使われますよ。実際に二度も使われているじゃないですか!」と反論したのが記憶に残っている。あの頃の野党と今の野党とは、まあ、比べるべくもないな。

 

中華人民共和国では、地方銀行での取り付け騒ぎが起きているようだが、いよいよ国営企業にもデフォルトが起きるようになったらしい。特色ある社会主義経済の行き詰まりが見えてきたのだろう。その世界への影響たるや、あな恐ろしや。

農民工など下層の国民には大きな不満が溜まりに溜まっているのだろうが、清朝末期の、地方軍閥が割拠していた頃の中国とは違って、今は共産党という一つの巨大軍閥が支配しているようなものだから(人民解放軍共産党の軍だから)、なかなか「革命」というクーデターも起きないだろう。

何か世界は危うい方向に転がっていきそうである。

 

20年度の大学入試改革、共通テストでの英語民間資格試験利用が再考されることになり、国語・数学の記述式問題も見送られるようである。何やってるんだろう。

自分なんかは(前にも書いたと思うが)共通一次試験の前の国立一期・二期の時代だから、各大学個別の試験を受けて決まっていた。従って受験データと言っても数十万人の受験生が一斉に順位づけられるようなものはなかった。福武書店の(進研)模試が出る前の、旺文社模試くらいの時代で、スタディサポートを用いた学力の詳細な分析なども無かった。

共通テストなんて本当に基本だけの、大検のようなものでいいのではないか。

この制度に乗っかって、今やベネッセという巨大企業が受験情報を独占的に用い、全国の高校はこれなしには進学指導が出来ないという状況になっている。教師は指導の材料がもらえてありがたい反面、それに振り回されてしまうことに危機感を感じないでもない(自分の頭が古いのでしょう)。いろんな若い社員が講師として来校し、(偉そうにースミマセン)情報分析して行く。40年教師をしてきて30年以上を進学校で教えてきた身としては複雑なのだ。

目の前の授業を大切にしよう。今何がどこまで必要かは、そこでこそ感得できるのではないか。ベネッセが教育してくれるわけではない。予備校も学校の予備でしかない。

 

あ~あ嫌な世の中だなあ。酒でも呑もう。