春景20180405

 市内での桜の開花宣言があった。陽気が良くて開花が進みそうだったし、翌日から雨が続く予報なので、霞城公園に桜を見に行った。
 大手門前の通りの桜並木は、少しは観られるほどの咲き具合だった。
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 城内、石垣・土塁の上から堀の水面に向かって伸びる枝。真ん中あたりに鳥が写っています。
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 城内も、石垣・土塁の桜は、老木が多いせいもあるのか、まだまだ咲いていない。
土塁を下りて、城内の若木はけっこう咲いている。
 移築された旧済生館の三層楼(今は資料館)を見下ろす。
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 城内は本丸の復元が進んでいて、堀や橋、枡形が出来ている。昔の図面や発掘結果に基づいて、できるだけ忠実に復元しているのが良い。
 徐々に広げて、本丸御殿の復元までいくのだろう。ここは子どもの頃はグランドだった。戦前は歩兵第32聯隊の駐屯地。戦後は米進駐軍のキャンプ。独立回復後は、中学校などがあった時期もある。
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誰から雇われているわけでもなく、さしあたって食っていく心配も無いという状況は非常に自由な感じがする。好きなときに好きな所に行ける。これはとてもぜいたくなことではないかと思う。
 年配のご夫婦が並んで散歩している姿が多い。幸せなことである。
 4月になってまだ一週間もたっていないのだが、ずいぶん長く感じた。充実しているのかどうなのか。