雑感170505

 椿も盛りを過ぎ、毎朝落ちた花を集めている。「落ち葉焚く翁」ならぬ「花拾う翁」というところだ。赤く萎れた花、白いままの花、ちり取り一杯になるとかなり重い。椿の木は、美しくもこんなに重い花を身につけているのか。
 朝早く明るくなるようになって、つられて自分も早起きになる。寒さがなくなり、5時半から庭の草取りなどできる。先月まではほとんど休みの日がなく、朝も寒かったので気になっていたが放っておくしかなかった。
 今年は椿の花のあと実がならないように摘むことにする。実が落ちると家の前の道路で潰れてしまう。

 昼になると毎日ユキヤナギのあたりを大きな虻が飛び回るが、自分のテリトリーを主張しているような感じだ。大小の蟻たちも朝早くから歩くようになった。椿の花にも花粉目当てなのか、集まる。冬眠していた蟻が出てくるのに掘り返したのか、地面に新しい砂が盛り上がっていた。

 今日は県立博物館に本県の女子教育の歴史の展示を見に行った。こどもの日で入館無料だった。
 現在の勤務先の、戦前の資料がいくらか出品されているので、見たかったのだ。縄文のビーナスとかヤマガタダイカイギュウとかの展示は無視。

 県立博物館は霞城公園内にある。山形城跡は復元が進んでいて、だいぶ以前に復元された大手門と東櫓に加え、本丸の堀や石垣が復元されつつある。これらは考古学的に実証されるが、その上の建物になると写真や図面がないとどうしようもない。でも造っているようだが。
 工事のせいか南門に出ることが出来ず、グルッと回ってしまう。
 
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          公園内にある「最上義光像」


 その後散髪に行く。部活がない休日がこれだけ続くのは年に何度もない。2年前まで30年間住んでいた所に行ってみる。建物は壊されていた。重機の手前にあったのだ。

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 子供たちはここで成長したのだった。