やっと芝居らしくなってきた

 昨日の稽古では、場転の練習で、暗転の時間を短くすることに苦心していた。転換表を作って誰が何を動かすか決めているのだが、肝心の人がそろっていないので代替してやっていた。
 4場あたりを見ると大分芝居らしくなってきた。やっている方も最初の頃はなんだか分からないままに台詞を言っていたのが、急にこの芝居の流れというか個性というか、そんなものを把握し始めたようだ。
 これは中心的役者の意識変化がもたらした面が大きい。一昨日、いろいろ話したことが良かったようだ。何をやっているのか暗中模索という状態から抜け出した感がある。
 作者としても、果たして成立するのか不安な面はあったが、部員たちはやってくれるだろうという期待が実現しつつあり、自信を持つことが出来た。
 内容としては、時事ネタも高校生の抱える問題も何もない。こういうのは気楽だ。



 義理の従兄弟(といっても20歳近く離れている)が亡くなった。この方はご自分の家系をさかのぼって調べ、まとめていて、それは江戸時代に灌漑用水を引く大事業を行った先祖の事績を顕彰する意味もあった。一部、石碑の漢文を読むお手伝いをしたのが思い出である。
 その方が、奥様(自分の実の従兄弟)の実家(つまり自分の母の実家)の歴史をも調べていた。戸籍や過去帳、墓、石碑などなどよく調査してまとめてあるので、さらに詳しく調べるための基礎資料になっている。自分も少し何か補足的な調べ物をしてみたいと思っている。(暇になるだろうし…)