キャスティング

 昨日は本校音楽部(合唱団)の定期公演に行く。照明を演劇部が担当している。エフェクトマシンやミラーボールを使っている。これは音楽部の要望による。会場は音楽専用ホールなので、幕というものがない。
 1曲歌うとメンバー入れ替えなどで間がある。芝居の1時間の流れとはだいぶ違う。気づかされるのは、歌に感動するのも歌詞の役割が大きいということだ。歌詞が分からなくても洋楽なんか聴くけれど、合唱曲は歌詞の意味が分かってこそ感動するところがある。よく聞き取れないと感情移入できないという点は芝居の台詞と同じだなと思う。合唱はすばらしいが、構成の中で毎年見ていると同じような趣向があり、少し飽きる所がある。
 今日はキャスティングをする。部室から1人ずつ別室に来させ、演出・助演出と自分とで希望する役の台詞を聞く。1時間くらいか。暑い。今回は当て書きでないので配役に悩む。結局、生徒演出の意見に同意して決め、発表する。その後少しその配役で台本を読む。悪くはない。自分の頭の中のイメージは実際の部員には合っていないわけで、ここの修正(自分の中の)は必要である。要するにここからまた始まるわけだ。台本の手直しも、この配役を念頭に進めることになる。
 明日は2年生は全員(学年全員)、某大学見学に行くので部活は1年生だけ。日数を数えると、2日で1場を完成するペースでいかないと学校祭に間に合わないと生徒から言われる。哬哬大笑。