今週末からテスト前休み

 今週は明日から連日会議。今週中にキャストを決めたいのだが…なかなか顔を出せそうにない。週末にはもうテスト前休みに入ってしまう。
 今日も台本読みをしていた。役をどんどん交換して読む。自ずと役者としての力量と解釈の深浅の差が表れる。演出も配役に悩んでいるようだ。
 
 かわさきさんと同年代の方が北高の本番のビデオを持っていて、ダビングしてもらえることになる。ありがたい。
 
 先日の東根工業高校の冬季定期公演、鶴岡中央高校のU先生がみえていた。彼も勉強熱心な人である。今度「トシドンの放課後」をやるのは彼の高校である。でも鶴岡まで観に行くのは厳しいなあ。
 
 東根工業高校は全国大会に複数回出場、ブロック大会常連校だ。だから遠くからでも観劇に来る。
 上位大会に進んだ部は、それなりの権威を背負うのだから、見習うべきものを持っているはずだ。そういう視点から見るので、大人げもなく、少々辛すぎる感想になってしまう。ひとの部の上演をあんなに批判しなくてもいいのに…、じじいのたわごとと思って聞き流してください。
 
 この高校の作品で、昨年観た「修学旅行」はなかなかだったと思う。しかし、今回の芝居は前顧問S先生の影響が強く見え、装置やストーリーもどこかでみたもので、生徒は懸命に演じているのだが…入っていけなかった。台本の問題が大きい。狭い空間で、役者が台詞だけで進める。それはまあ良いとしても、先生の生徒を思う気持ち、生徒の告白、いずれも真面目にやれば非常に深いものがあるはずだ。しかし、そういう表現になっていない。台詞も他人事のように聞こえる。そこが残念だ。先生が戯画化され、主人公の、学校から脱落しかかっている生徒はまるで普通の生徒に見える。このアンバランスも良くない。
 
 先生役の男の子は先日の地区生徒講習会で自分の班にいた。体が大きいので見栄えがする。もっと落ち着いた演技をさせ、台詞も自然にすれば良いのにと思った。
 
 明日は18時から山形商業高校の冬公演だが、小論文指導もあり、観劇できるかどうか分からない。