村山最北地区生徒講習会

 朝、8:30頃、さくらんぼ東根駅に着く。東根工業高校の東工会館で9:00受付開始。9:30、開会。
 雪が降って寒い!
 演技コース7班、スタッフコース1班。生徒80人くらいの参加。
 地区が違うのだが本校も参加。参加料も払っていないで参加し、鍋まで一緒に食べるのだから図々しい。顧問も講師として参加するので昼飯出してもらったり、反省会もただで、これまた図々しい。大変お世話様でした。生徒ともども、楽しく過ごさせていただきました。
 
 演技コースは1班8人(複数学校混在)構成だが、欠席者がいて7人でやったりする。急遽、1人分の台詞を他の役者に変えたり削除したりする。あまりにも有名な、映画化されている作品で、作品名はちょっと出せないが、全員男性の設定である。もちろん演劇部は女生徒の方が多いのでどうかとも思うのだが、8分間くらいの部分を抜粋して演出してみるという試みなので、そこはあまり問題にならない。7人の講師がそれぞれに演出したものを見て、同じ(2パターンあるのだが)台本でも、演出や役者が違うととんでもなく違ってくるということを実感する。また、日頃、自分の所の顧問からしか指導を受けていないので、知らない人から演出を受ける新鮮さを感じる。他校の生徒と協力して一場面を作り上げる楽しさを味わうなどの目的というか効用というか、がある。
 講師の側も日頃とは全く違う生徒を相手にしての指導であり、やり方を考えるなど、演出の力が問われる。2時半から発表なので、正味4時間がせいぜいの練習時間である。発表終了は3時50分。
 
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    ↑ 地元M先生班の発表  ギャラリーが取り囲む形  (本校舎の多目的室にて)
 
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    ↑ M戸先生班の発表  観客に向かって◇に役者を配置している
 
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    ↑ 自分の班の発表  三角に机を並べ、人の配置は観客側を開けてある(7人、1人は立っ        ている)。小道具に紙コップを使用。劇中で必要な殺人現場のイラストも作って持っていった。
     ほぼ台本を手放せる状態だったが、自信のない子は本番で持ってしまった。
 
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    ↑ H地先生班の発表  誰も台本を出していない。
 
 
 発表終了後、東工会館に移動して鍋を囲む会。10台のガスコンロで土鍋が煮えている。壮観。
 
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 4時間で何をするか、何が出来るか。この抜粋部分のどこが肝かを把握してそこに山を作るという作業をする。だから、指導者は、台本の分析を事前に綿密にしておくべきだろう。今回は割に早く台本が示されたのだからなおさらだ。
 また、昨年のように、演出補助に付く先生がいなかったのはもったいない。他校顧問やプロの演出を見せてもらえる機会なんてそうあるものではないからだ。毎年違う先生の演出を見せてもらえば、3~4年で学ぶ所がずいぶんと大きいだろう。生徒に食べさせる鍋の準備に多くの人手を割いているのは、伝統的な行事だからなのだろうが、やはりもったいないと思った。
 
 場所を変えての顧問反省会、これも楽しかった。
 しかし集中しての演出は疲れた。雪のせいもある。