現在の状況

 今日は音楽部(西高合唱団)さんの第54回定期公演だった。うちの部員が照明係としてお手伝いしている。いつもながらテルサが満員状態である。すごく難しそうな大曲にも挑戦している。78名とかの部員数なのでできるのだろう。全校生の1割以上が音楽部員なのだ。
 いつも思うのは、歌詞が完全には聞き取れないということだが、繰り返しになるので止める。


 今週から部活に放送部さんの取材が入っている。来年の定期公演までビデオ取材して、7分間のドキュメンタリーに仕上げるのだそうだ。3人来て、ビデオカメラとIPADで撮影している。ただでさえ部室は狭く部員は多いので、時々、邪魔な感じがしないでもない。

 台本は3稿が出来て、即キャスティングに入っている。キャスト希望者が丸くなって本読み。役をいろいろ入れ替えて、最適と思われる組み合わせを探すのだ。今週中には出来そうである。(なお全職員に、生徒の画像は個人のブログに掲載しないようにという達しが来ているので、写真のアップは控えている。)

 台本は、生徒創作としてはまとまっている。これが演出の過程でどう面白く出来ていくか。
 生徒に台本を任せてみて、心配なことはもちろんだが、自分たちでやっているので頼もしく見ている。

 自分はというと、なんとなくまた下りてきたものがあって、短編朗読劇の第2弾が書けそうな気がしてきている。まだ何だか漠然としているが…。








 中国の弁護士拘束は、一時的な連行を含めて300名を超えているそうだ。敏感な事案を煽り立て、社会の安定を損なおうとしたということで犯罪を立件されそうだ。日本弁護士連合会はこの人権無視の行動に抗議しないのか。
 はした金の補償金で耕作地を地方政府に奪われ、生活の基をなくした農民たちが頼れるのは人権派弁護士だけだ。これを拘束したら、日々の暮らしに窮した人々は物乞いになるか死ぬしかない。
 いわば、死を恐れない不満分子が社会に溢れる。何かのきっかけで(経済的な混乱あるいは自然災害などで)暴動に発展するのは必然だろう。都市部の多くの庶民が株の暴落で有り金を失えば、そこから政府に不満をぶつける暴動が起き、たちまちにその下の貧民層に広がり、収拾が付かなくなる恐怖がある。天安門事件の再来だが、今度は一部地域だけにとどまるだろうか。公安・武警・人民解放軍がそのすべてを鎮圧(弾圧、殺害)できるかどうか。混乱が広がれば、ウイグルの反乱や人民解放軍の謀反さえもあり得るのではないか。
 最近見たウイグル自治区の探訪記事では、市中に檻に入った兵士(複数)がいて、銃で街行く人々を狙撃する態勢になっているという。少しでも反抗の気配が見えれば即射殺するということだ。この状態は、常識的に考えて非常事態(内乱状態)だろう。
 しかしその任務に当たっている解放軍兵士も大変だ。神経の休まる暇があるまい。逃げたくても檻に入れられている。これはまあ、70~80年前と変わらぬ、中国流の兵士の扱い方だ。