近況

 そろそろ、どこの部も秋の大会向けに動き出している。台本の選定の時期。まずは「季刊高校演劇」や「高校演劇セレクション」を読むことになるのだろう。
 うちは先日、生徒にプロットを提示した(遅いね)。いろいろ感想を聞いてみたが、もう生徒の頭の中ではキャスティングを考えている。今いるメンバーでやるしかないのだから、どうしてもそうなる。まだ自分の中で書き進むべき方向が明確になっていないのがつらい。
 今月28日に東京から映画監督M氏(校長の友人)が来て練習をみていただくことが決まっていて、事前に台本を見たいと言われているが、今のところお渡しできるものは無い。どうなることやら。
 
 21~22日にシベールアリーナで「つかこうへい劇団」(じゃない、「北区 AKT STAGE」)の公演がある。『広島に原爆を落とす日』。部員5人と観に行く。1年生部員で演劇の好きな子がいて、つかさんの芝居も観たことがあるというからおどろきだ。
 30日に市民会館で地区生徒総会、新入生歓迎会、講習会(照明)。この日に顧問会議と生徒理事会があって、地区大会の上演順が決まる(希望およびじゃんけんで)。一気に大会モードに入っていく。
 8月には9日~12日に富山へ全国大会の観劇バスツアー(東高さんと)。北陸も暑いだろうなあ。
 下旬には学校祭。市民会館で全校生徒を前に上演しなければならない。地区大会直前になるので、リハーサルのようなものだ。今回は照明のコンピュータ打ち込みを試みてみようかと思っている。学校祭でそれができたら、ほぼ地区大会でもやれるのではないか、と照明の子に言っている。
 いや、それよりもとにかく台本だ…。
 
 
 採点は10冊終了。3年生の分は点数入力完了。あとは2年生分2冊を採点中で、これは今日中にも終わりそうだが、明日中に終わらせれば良い、という計算。今日は他に少しやることがある。しかし採点していると右手手刀部分の黒くなること! 
 
 今の子の書く平仮名が非常に気になる。「れ」「わ」「ね」の右肩が下に来るとか、「や」と「か」の区別が付かないとかである。漢字でも「てへん、扌」と「けものへん、犭」の区別とか(これは書き順と運筆の方向による)。書道の先生によると曲線で構成される平仮名の方が難しいのだとか。英語でも今は筆記体を習わないしなあ。筆記体のgとqの区別が付かないんだよね。