台本40頁に至る

 暑い! クーラー入れてないので部屋の中が暑い。網戸があっても虫が入るといって閉めきっている!
 
 今日から期末考査。今年度は少し遅い日程。考査が済んだら部活再開だ。台本台本。
 書きかけ台本は40頁になったので、おおよその流れが見えた。登場人物の書き込みも少しずつ深まっている。これでキャスティングはできるんじゃないか?
 書いてみると、ああここを書かなければという部分が見えてくる。あと10数頁でそこを埋めていく。でもここが難しい。書けるところから書いているから、やっぱり難しいところが残るんだな。
 
 毎日少しずつ書くという具合ではなくて、書ける時(時間的、心理的余裕がある時)に、一気に数頁書いている。最初から順を追って書いていくのではなく、はじめにあらすじを書いて(打ち込んで)、書ける部分から台詞にしていく。だからまだ、あらすじだけ書いてある部分が残っている。
 あらすじでは細かいエピソードが無く、人物の心理は見えないので、読んだだけでは、それで? みたいな印象になる。
 
 書いている途中の台本は、生徒部員以外には誰にも見せない。前は見せていたが、せっかくいただくアドバイスも自分には聞き入れる余裕がなくてイライラするので、一切聞かないことにしたのだ。
 だから独りよがりだし、狭い考えにしかなっていないだろう。それは自覚している。
 自分の書けるものを書いて、生徒に渡して芝居を作る。それは、「高校演劇だったら生徒創作であるべきだ」と考える人には、顧問の「押しつけ」と思えるかもしれない。でも脚本を理解して演じるのは生徒である。やらされているというものではない。ただ、生徒に十分理解できない本を書いた場合、責任は顧問にある。
 
 さて今回の出来は? 自分で読み返しても、面白いのかつまらないのか、さっぱり分からない。
 ドキドキである。