15日土曜日は大雪(市内48㎝)だった。湿った雪で重いし、車のタイヤが潜ってしまうと脱け出せなくなった。朝はまだ良かったが、どんどん降り積もり、3時頃帰ろうとしたが職場の駐車場から出られなくなり、同僚に助けてもらった。
周囲の雪を掻き、脱出器を駆動輪に噛ませて押してもらい、ようやく出られた。町中の路面状況も、除雪できないので非常に悪く、ハンドルを取られるしいつスリップするか分からない。ようやくたどり着いた駐車場。道路の轍を脱けて入れるのかが一番の不安だった。幸い、駐車場の中までは突っ込めたが、そこで立ち往生。駐車場の貸し主さん家族に手助けしてもらって悪戦苦闘の末に定位置に入れられた。お礼と言っては何だが、駐車場周囲の雪の片付けをお手伝いする。
その間、自宅に除雪用具を取りに戻ると、目の前で軽乗用車が動けなくなっていた。近所の人が集まって来て押したりタイヤの下にタオルを敷いたり。自分も少し手伝うが、もう掘り出すしかないというので、近所の若い人にまかせて戻る。
自分の車がおさまってから戻る途中の別の駐車場(一面の深い雪)で、目の前で乗用車がスリップ。持っていたシャベルで掘ったり押したりして脱出を手助け。
ようやく家に入った頃にはコートがぐっしょり濡れていた。ヘロヘロになって、風呂を沸かし、浸かる。
東京は120年ぶり?の積雪だとか。大学受験のために上京している生徒が交通マヒに巻きこまれていないか心配ではある。
いやしかし、若者の活躍もすばらしい。15歳18歳がメダリストになったスノーボードの選手は、ちゃらちゃらしていず、不思議なほどに落ち着いていた。あの頭に髷を載せたら、かつて(写真で見られる幕末頃)の日本人の表情に近くなるのではないかと感じた。そういう意味で、日本人の伝統的なメンタリティーは健在なのだと思った。それはむしろあの大震災以降、顕在化しているような気もする。
羽生選手の金メダルもすばらしい。被災から立ち直り、チャリティー活動を重ねた経験も彼を強くしているのだろう。ほんとうにえらい。
ローザンヌバレエの優勝者も、41歳の葛西選手銀メダルもすばらしい。みんな頑張っているなあ。
県青少年演劇合同発表会。これも村山市民会館なので雪の影響は大きかったろう。自分も、行こうか行くまいか最後まで迷ったのだが、大雪の予報だったこともあり(部内の事情もあり)、副顧問の方も来てくれたのだが、結局行かなかった。前述したような悪天候の状況では行かなくて正解だったのだろうが…。
春フェスは入場整理券方式だそうで、ネット予約しようと思っているが、あれってコンサートみたいに一気に殺到して取れないなんて事にならないのかななどとと心配している。