中心は傾斜した回り舞台。始め、その盆の上に定式幕風の布が垂らしてあり、奥が見えない。盆の奥にはピアノがあり、女性が生演奏する。ピアニストは他にパーカッションも担当。
6個の汽車の客席(木の背もたれが付いたベンチ。軽い作りで、役者が設置・撤去する)、上下や奥に置かれて、そこに役者が座って待機する時もある。その際にも声で擬音(修羅修羅とかどっどどどどうどなど)を入れる。汽車の窓枠(内枠が上下する)、花巻駅の駅名標示板(下手袖に出入りする1尺半ほどの高さの土手に乗って運び去られる)。
6個の汽車の客席(木の背もたれが付いたベンチ。軽い作りで、役者が設置・撤去する)、上下や奥に置かれて、そこに役者が座って待機する時もある。その際にも声で擬音(修羅修羅とかどっどどどどうどなど)を入れる。汽車の窓枠(内枠が上下する)、花巻駅の駅名標示板(下手袖に出入りする1尺半ほどの高さの土手に乗って運び去られる)。
袖幕の他に1間幅の黒いスクリーンが数枚下がっていて動く。大黒幕に高い所から青い光が横に当たる効果がおもしろかった。
ラスト、思い残し切符が客席に向かって投げられるが、その時、客席天井よりたくさんの切符が降ってくる(シーリングから投下)。舞台前にキラキラ輝く紙がたくさん降る。