腰痛というか背筋痛?

 夏季講習もあと2日。0校時という、朝7時35分からの時間もある。古文で、紛らわしい語の識別を中心にやっている。接続と活用の知識の組み合わせなのだが、前提となるその知識が曖昧なのではいかんともし難い。誰でも簡単に識別できる方法を考え出すのは予備校的な発想だが、それすら身につくかどうか心許ない生徒もいる。
 
 先日、音楽部の定期公演があり、うちの部員が調光室に入っていたわけだが、室内の話し声が会場に漏れていて迷惑をかけてしまった。お詫びは申し上げたが、スタッフとして基本的な注意に欠けたことは残念である。
 今までになかったことなので、自分も含めて部員全員に反省を促す。自分たちの、舞台作りに対する意識・態度が甘いから、他の部のステージに対する敬意も薄くなっているのではないか、と。自分たちの舞台を大切に思っていれば、他の舞台をも大切に思うはずだ。真摯に全力を尽くそうという気持ちが薄く、この程度で良いだろうという、可能性を自ら狭くするような考えがどこかにあるのではないか。
 
 29日の地区生徒理事会で、地区大会の上演順が決まる。芝居はまだまだ読みもできていない(台本が未完成ということもあるが…)。読みをしているところに顔を出すと、「底なし沼にはまりました」と言われる。本の解釈ができないということだ。作者として説明する。説明することで、自分でも明瞭に分かる部分がある。しかし、演じる側も説明されないと分からないほど解釈が難しいのである。まして観客は???ということにならないか。そうならないように演出していくのだが、かなり難しい作業になりそうである。キャスト陣には頑張ってもらわなくてはならない。
 
 舞台装置の概略を決め、部室の床にバミって、来週から立ちに入る予定。台本も一応の「完成」に持って行かなければならない。