キャスト決まる

 8時半から2時半までの部活。参院選投票は昨日済ませた。某放送協会の出口調査に協力。
 本校も多目的教室が投票所になっていて、数日前から用具を運び込んでいた。今日の天気は良く、そう暑くもないので近隣の方が次々に来ていた。
 
 明日は音楽部の定期公演、その照明に6人も手伝いに行くので部活は休み。
 で、今日キャストを決めた。これまでずっと読みを繰り返してきたが、自分もできるだけ傍らで聞いていた。午前中、走って発声して読んで、昼の間に演出(1年生)の意見を聞き、自分の考えを示しつつ1時間くらいかけて2人で配役を練る。作品にベストな配役を目指すが、当て書きではないし、限られた部員の中ではなかなかそうはいかない。よりベターな配役を選ぶしかない。落ち着くところに落ち着く。
 キャストを発表するのは緊張する。全員が満足するわけにはいかないからだ。第3希望までの役に決まった子はともかく、希望外の役、役無しとなればがっかりするだろう。女子校なので泣かれたこともある。あとで個人的に訴えてくる場合もある。
 
 キャスト発表後、そのメンバーで1回通して読んでみるが、当然ながらまだ何も生まれ出てこない。それはそうだろう。登場人物の心情が飲み込めていないのだから。先は長い。なんか今年は厳しい稽古になりそうである。
 各人が自分の課題を乗り越える努力をしてくれることを切に望む。台本ももっと練り上げるから。
 
 初演まであと40日を切っている。実質5週間で形にしなければならない。まあ内輪の学校祭は気楽ではあるが、700人を越える観客の前で上演する機会はそうあるまい。そこから2週間で地区大会である。
 
 今夜はビールを飲みながら開票速報(おそらく出口調査ですぐに結果は判明するのだろうが)とサッカーアジア杯を見る。が、明日は朝7時35分から講習である。