ああ

 まだ採点終わっていません。明日一日がリミットです。でもPCに向かってしまった。
 
 小雨の一日、部活でキャスト希望者が丸くなって座って脚本読みをしている、それを背中で聞きながら採点していた。今日は演出(1年生)はじめ不在の部員が多く、必ずしもうまく配役できたわけではないが、最後に一度通して読んでもらった。なんとなく盛り上がって終わるような感じはする。何カ所か辻褄の合わない台詞をカットする。
 41頁で止まっているが、採点が終わったら手をつけるぞー。(目標50頁)
 
 今回はSFです。ロボットが出て来ます。今段ボールで作っています。芝居の体裁は法廷劇みたいな感じです。要するに長台詞の応酬ですね。読むだけで1頁1分かかっています。演じたらもっと伸びます。60頁では時間オーバーするのは確実。
 日常、人間はこんなに長くしゃべらないと言われてしまいますが、「法廷劇」ですから、長々しゃべらないと始まりません。それに、まったく日常的な現実を再現してどうするという意見もありますから。
 あるいは、こんなに都合良く事が起きるわけがないとか言われても、ドラマですからねえ。事が起きないと話が始まりませんよ。
 「会話でなく演説になっている」とも言われますが、人間、演説する(したい)時だってありますよ。短い台詞のやりとりで描けるものもあれば、長い台詞だから描けるものもあるでしょう。
 とか、なんかもう言い訳から始まっているのは去年のことがあるからかな。いや本当にもう、ショックでしたから。上演後、自分の後の席からどなたか大人の方が、「すごいな」と言われたその声が今でも耳に残っているんです。