雨とともに一気に涼しくなった

 数日前までは短パンで生活していたが、もうパジャマを着ていないと寒い。記録的残暑だったわけだが、来年以降もこうなのか。ついこの間まで日本最高気温記録を持っていた県の人間だから、たいていの暑さ寒さの変化には対応できるが、今年のように暑い期間が長いのには驚いた。
 本県で水不足になることはあまりないので助かる。市内の川は天井川で夏は干上がるが、扇状地だから地下水がある。
 
 
 
 あれほど荒れ狂ったデモ(暴動?)が一週間後には消える。「人民の怒り」ですら為政者の意図で何とでもなる。金でデモに参加させ、暴れすぎたら逮捕状もなく何とかいう矯正施設に入れる。
 これこそ茶番だ。
 五四運動の時代でもあるまいに、大々的に「抵制日貨」のスローガンを掲げる。フィリピンのバナナを止めるのとはわけが違うだろう。「日貨」もメイドイン・チャイナだったらどうするのか。
 
 油代にして漁船を問題の海域に行かせる金があるなら、近海の漁業資源を回復させるとか、水質汚染を食い止めるとかの事業に使った方がはるかに良かろうと思う。
 
 世界の目には気違い沙汰として映るはずだ。文化大革命以来の伝統かと。経済・軍事大国がこの政治体制、モラルでは到底一流国とは見なされない。リスクの大きい国だ。
 金持ちのジャイアンが喧嘩をふっかける、いやがらせをする。かまわないのが一番だ。
 しかし指導層も自分の立場を考えて行動しないとほんとに生死にかかわるのだろう。彼らも劉少奇にはなりたくないはずだから。
 軍隊が自国の学生・市民を殺害した反省から、治安警察を大規模に増やしてきた結果、今ではどんなデモ、反政府行動も抑え込むことができるだろう。…警察官に給料が払えるうちは。
 
 あんな小さな島、フォークランド戦争のように大勢が上陸して地上戦が行われるはずもない。航空戦、潜水艦戦から始まって、制空権を取った方が勝つ。航空戦も先に相手を補足した方が勝つから早期警戒能力の差で決まる。制空権を取ったら、浅い東シナ海で潜水艦を補足攻撃するのは簡単だろう。水上艦の持つロケットだのミサイルだのの射程距離外で戦いの帰趨は決まっているだろう。
 
 軍部の考えも日清戦争時代のままなのか。大体、海軍は日清戦争以来、洋上で戦争したことがあるのか。陸軍は中越戦争(負けたけど)以来実戦経験があるのか。
 
 こんなことはみんな百も承知だろうから、よっぽどの馬鹿が指揮しない限り戦争は起きない。何も恐れることはない。
 日本人は戦争を放棄したことで不思議な安心感を持って生きている。要するに他人事(無関心)なのだ。力を振りかざす国からしたら相手にし難い国なのだろうと思う。
 まあ、アメリカという超強力な用心棒がいてくれるからなのだが。