完全休養日

 10日(月)が代休だったので3日連続の長時間部活だった。みんな相当に疲れているので、11日(火)は完全休養日にした。心身の休養は必要だ。役者の喉をいたわらないといけないし、毎日自分とは異なる別人格を演じ続けるという精神的疲労もある。良いコンディションで本番を迎えさせたい。
 
 連日の通し、月曜の通しは59分を越えた。前半が眠くなる。本当に微妙な差だが、展開を早くしなければならないと思う。
 
 こういう仕草をして、こういう心理や状況を表したいと伝えても、生徒がすぐにできるというわけではない。プロの役者ではないのだから。納得できないと動けない。納得するには時間がかかる。腑に落としてやる説明も必要だ。他の部ではこのへんの指導はどうするのだろう。できるまで強い指導を続けるのか。どうも自分はそういうのが苦手だ。待ってしまう。合宿も嫌いだし。
 
 学校祭の頃の演技よりはずいぶんと表現の幅ができて、深まっている。去年もそうだったなあ。しかし役者によってその度合いは違うので、まだアンバランスなところはある。
 
 他校さんも会場を借りての練習や、アズなど他ホールでの練習をして大会に向かっている。やはり照明の練習と実際の広さでの動きが大きな問題なのだろう。
 
 
 
 無人島の国有化でいろいろ騒いでいるが、戦争はお断りだ。
 日本は先の大戦以来、他国(就中アジアの国)の人に対して軍隊(自衛隊)が発砲し殺害したことは一度もない。それは深刻な反省の結果である。我々は、殺してはいけないと肝に銘じている。
 しかし、いろいろ(日本軍国主義云々)言ってくる国はどうか。大規模な内戦や隣国への侵略を行ってきたではないか。某国は朝鮮戦争に出兵して朝鮮の人々を殺し、某国はベトナム戦争に出兵しベトナムの人々を殺した。ベトナム戦争後にインドシナ半島で起きたいくつかの戦争。国境紛争。いろいろ言う国の軍隊は自国民や同じアジア人を多数殺しているではないか。
 東シナ海で軍隊同士の海上戦闘が行われたら間違いなく数百人が死ぬ。自衛隊も相手国の兵士を殺さなければならない。だからお断りだ。最後まで戦争は回避しなければならない。
 しかし、世界には(日本も含め)自国の利益を守るためには他国人の命を奪うことを正しいと信じる国(人々)がまだ圧倒的に多いのだ。