3回目の通し

 昨日、日曜日、3回目の通し。113分程度。少し眠いところがあったので、テンポアップを要求。
 
 土曜日に少し雰囲気が悪かったので、部活終了後、部長と副部長を呼んで話をした。彼女らも分かっていることではあるが、自分たちではまとめがたいところがあるということだ。女子校だねえ。部員たちも悪気はないので、ただ、不満を口にする子と口にできない子がいるということ。でも「スタンバイ、スタート」の声がかかればみんな全力でやる。それは確かである、と。
 最後には楽しく笑って終了できたので良かった。
 
 今日は前半3場までの通し。今日から延長部活で、7時完全下校。明日は後半4場から6場まで。
 役者の演技が出来てくると、今まで気にならなかった他の役の演技が不満に思えてくる。芝居はアンサンブルだから、他の演技のレベルアップは当然自分の演技のレベルアップを要求する。そうして芝居は面白くなっていく。今回の芝居も、ようやくその段階に至ったということだ。
 
 今日は部長が欠席。体調不良の人が多く、全員そろうことがなかなかない。無理はできない。
 
 装置は大半できているが、じりじりと完成に向けて手を入れつつある。
 
 実家から昭和43年の少年サンデーを数冊持ってきて並べてみた。「21エモン」とか懐かしい。藤子Fさんのように、もう亡くなられた作家も多い。当時の少女マンガ雑誌は持っていないので、少年週刊誌でお茶を濁す。当時の定価は70円だった。
 
 音楽が入り、衣装を着けてやると芝居らしくて楽しい。スタッフ、キャストみんなの苦労が1つの舞台に結実していくのが目に見えるのはうれしいものである。これだからやめられない。