空は秋の雲だが、まだまだ暑い

 毎日、7時までの延長部活で通しをしている。月曜日は久しぶりに通したのでボロボロだった。衣装も合わないので変えるように言う。62分17秒とか。
 火曜日は卒業生のT田とA目が来てくれた。劇団めざましどけい(山形大学の演劇サークル)の宣伝を兼ねている。20周年記念公演「OUGON JET」(今月21・22日、遊学館)。劇団のOB、OGも出演するとのことだが、市民会館のスタッフK井さんがOBとは知らなかった。どおりで先日の打合せでめざましどけいの装置を知っていたわけだ。
 
 A目は自動車学校があるので帰ったが、T田は通しを見ていってくれた。前の日と打って変わって良くなった。先輩が居るというので緊張したのが良かったのかも知れない。60分40何秒とか。
 感想、ダメ出しをしてもらうが、的確でとても助かるものだった。
 T田によれば、本校の芝居には、他校にはない独特な雰囲気があると言う。「重い」という表現だったが、これが懐かしいとも言っていた。自分が台本を書いて演出しているからそうなのかもしれないが、遊びがなくてまじめにとことん追求しているから、決して軽くない。これがためにしっくりこないという観客もいるだろう。重厚緻密と言えば良いが、鈍重難解とも言えるか。
 T田はサークルではキャストのオーディションで落ちるのだそうだが、彼女の力のほどを知っている自分としては意外である。めざましどけいの「自然な?演技」には合わないのか? T田の「トシドン」での演技は本当にすばらしかった。今回の地区大会でも2校が上演するが、あれを上回るものが見られるかどうか。
 
 台詞が、相手の台詞、行動に触発されて出るという過程がもっと見えればよい。場から場への変化は分かるが、一つの場の中で、登場人物の感情の変化が見えればよい、等々。まったくその通りである。まだまだ未完成だな、やっぱり。時間が必要だ。
 
 今日の通しは60分を切った。前半が詰まったのだが、まだ眠くなる。もっと間を詰めよう。役者の意識もある。2年生が修学旅行の事前研修などで部活に来るのが遅いため、準備不足で通しに入るせいもある。明日の昼はスタッフ会の予定だったが、1年生の英語追テスト(該当者6人!)でそろわない。朝にやることになった。
 
 音響は、無音の暗転が無くなり、タイミングも昼休みなどに集まって合わせていたので良くなった。
 今は自分はi-podで聞きながら選曲しているので、CDを山積みして取っ替え引っ替えする作業はなくなりつつある。便利な世の中になった。サンプラーは今までのSP404では容量が不足するので、―SXを購入した。これはSDカードに記憶できる。
 
 細々とした物を購入。明日のパッキングに備える。装置の色を塗り替えたり、ドアを止める細工をしたりしている。
 
 ここに来て、生徒部員から個人的な身の振り方の相談事が出てくる。とりあえず大会が終わらないとなんとも言えないが、一つは締め切りのあることなので忙しい。
 
 この日曜日に行われた置賜地区大会では、置賜農業高校さんと米沢東さんが県大会出場とのことである。演目など詳細は未詳。(研さん情報)