休んだ

 ほぼ1日中霧のかかった日だった。スモークを炊いているのかというくらいの霧が流れていく。ただ、気温は低くない。風がないせいもあるだろう。しかし明日からは寒くなるようだ。
 
 今日は年休を取って1日休んだ。通院2件、年明けまでの薬は確保した。冬服の買い物、車のタイヤ交換などの用足し。とりあえず東北大会前に済ませたかったことのいくつかができた。
 明日で期末考査も終わり、部活が再開する。鈴木先生と黒澤先生の講評を皆で読むことから始まるか。装置も何度も繰り返しての搬出入で大分傷んできたので手入れしなければならない。パネルのかさ上げも済んでいない。若干の演出の修正も指示しなければならない…。
 
 昨日月曜日、東北大会の第2回実行委員会があって、各係から具体的なマニュアルが出された。12月5日の出場校打合せの日には運営担当の生徒を集めてガイダンスの予定。
 
 今回前評判というか、話題性の高いのは青森中央さんといわき総合さんだろう。かたやプロの劇団に脚本を提供するほどの方、かたや演劇科で長く指導している方が顧問である。話題になるのも当然か。しかも大震災被災地への公演ツアーをしている、あるいは大震災、原発事故の過酷な体験を上演作品の題材にし、阪神淡路大震災の被災地、神戸の長田町で公演している、となればなおさらであろう。そういう中で磨かれ、苦悩の中から生みだされたものがどれほど観客にインパクトを与えるか、興味津々である。
 でも大会はこの2校だけで終わるのではない。それ以外にもきっと、これでもかというくらい力のこもった作品が続くような予感がする。うちもその末席に連なって、観客の心に感動を伝えられれば本望である。