リハーサル

 今朝、9時頃から搬出搬入。雨はあがっていた。4トントラックに箏曲部と校友会の荷物と一緒に積む。パネルの量は、高さ1間、幅が7間半分で8枚。冷蔵庫は重いが人数をかければ持って運べる。
 積み込み積み下ろしの間に、先発隊が照明の仕込みをしている。
 
 予定を遅れて11時半から音響レベル合わせと照明当たり合わせ。照明を見るのに必要な最低限のセットを組んでやるが、なかなかてきぱきとはできない。1年生はほとんど初めてだし、2年生もこれだけのパネルを立てたことがない。全員が平面図を頭に入れて、パネルにも番号をふっておくといいのだが手が回らない。音響はSEが多いので時間がかかった。スピーカーは上下のパネル裏の他に電話器の仕込みもある。これで音を重ねたりクロスしたりフェードしたりさせるので音響泣かせである。1年生が頑張っている。予定通りに12時半までに終えて撤去する。撤去は5分かからないでできた。
 この、仕込みからリハーサルまでの緊張したバタバタした時間帯の雰囲気が好きである。これが好きと思えなければ芝居なんてやってられない。
 
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 ↑ セット全景(とりあえずのもので、地区大会までには改善する予定)
 
 午後、他の部や弁論大会のリハーサルの後、2時過ぎから再度の仕込みとリハーサル。メイクもする。客席で観る。通して58分とちょっと。少しダラッとした感じ。声が小さい役者は音響に負ける。演技が十分に練れていない部分を観ると身もだえしてしまうがどうしようもない。
 リハーサルの反省を舞台上で短時間行う。終了予定時間だが、スタッフの方と照明について話し、昼と夜のメリハリをはっきりさせることと劇中劇の部分に2サスからトップを当て、雰囲気を作ることになる。こちらの意図を汲んですぐに、予想以上に実現してくれるのはさすがプロである。
 また撤去して退館。明日は全校生徒が市民会館に来てのステージ発表の日。昼休みに仕込みして午後1時過ぎから本番。2日間、仕込みと撤去の練習をしているようなものだ。
 来賓、職員を含め観客数750人というと、おそらく地区大会や県大会よりも多い。ただ、生徒の多くは他の企画の準備で疲れているので、暗くなると眠ってしまうだろうが…。
 
 熱を出した子がいて心配。昨日声が出ず、その後発熱。今日は病院に行ってから会館に来たが辛そうだった。熊本の全国大会の時、ヒロインの女の子の声が出なくなったことを思い出した。