ネコはしゃべる

 2月3日のアトリエ公演を9日に延期することになりそうである。3日に会議が入り、自分が出られないこともあるが、9日は3年生の登校日なので、3人の先輩から観てもらえるということが理由としてある。まあ一番大きな理由は稽古が進んでいないということだ。生徒には、「『公開練習』なのだから台本を手に持ってでもやる」と宣言しているのだが。
 とは言っても、前日8日が推薦入試のため生徒は登校できず、7日も準備のため早々に退校しなければならないので、6日(日)にはすべて準備を終えなければならないし、4~5日が生徒リーダー研修会なので、役者1人と音響と自分がいないから、あまり余裕が生まれるわけではない。
 昨日土曜日は午前中のみの部活。人形造りが主。久し振りに出てきた2年生が複数いた。定期公演の出し物について話す。「2時間でもいいですか」などというが、それだったら早く決めないと。
 しかし学習課題の負担というのは生徒にとってかなり厳しいものであるようだ。本校赴任以来、学年団に入っていないのでよく分からないが、今の弱い(それが悪いというのではなく、現実として)生徒には耐えられない量なのかも知れない。昔、自分が高校生の頃はこんなに課題提出って言われたかなあ?
 
 言葉を話すネコという動画を見る。自分も、あるとき外で海鮮カップヌードルを食べていると、白いネコが寄ってきてしきりに鳴く。ねだっているようなのでエビを投げてやると食べている。何回か、ねだって投げてやっての繰り返しで具がなくなってしまった。「もうおしまい」と言うと、ネコが「オシマイネ」と言って去っていったという経験がある。唖然とさせられたが、確かにそう聞こえた。それ以来、ネコは人語を解し、しゃべるものだと確信している。