キャラメルボックス2015グリーティングシアター

 「水平線の歩き方」 脚本・演出、成井 豊
 シベールアリーナ
 10月22日(木) 19:30開演のところ、渋滞で遅れた観客の入りを待って前説(この方の名前を失念しました)。20:35終演予定もそれにつれて延びた。終演後、幸一役の岡田達也とアサミ役の岡田さつきと前説の方がアフタートーク

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 キャラメルボックスの芝居を生で観たのはただ一度。仙台だったかで「ブリザードミュージック」を観た。地元のアマチュア演劇(高校演劇を含め)では結構頻繁に上演されるので、作品はいくつか知っている。
 この「水平線の歩き方」も何度か観ているが、本家のものはどうなんだろうと思って観た。

 まず、そのスピード感。アマチュアで80分程度かけたりするものを65分くらいで演じてしまう。あとは、熱の込め方というか、とにかく熱く演じている。
 セットはアマチュアでも作れる、幸一の部屋が中心だが、若干開帳場になっているところがミソか。
 上下の袖際に幾枚かのパネルを立て、水平線を描いている。これは小劇場では割愛するのかもしれない。
 音楽も多用され、いやが上にも盛り上げる。役者が今の状況や心情を語りながら演技するという方法によって、このスピード感と分かりやすさを生み出している。観客を楽しませる、エンターテインメントである

 お話そのものについては、以前の感想に書いたので今回は省略。
 会場で県内高校演劇部顧問の先生お二人にお会いした。