自衛隊の新装備で「機動戦闘車」というのがある。8輪の装甲車にMBTの105㎜砲塔を載せたやつである。キャタピラでないから、一般道路を猛スピードで走れる。この装備の使用目的について、対戦車戦闘には装甲が足りず、ゲリラコマンドには105㎜砲は大げさで、中途半端な代物だという評価もある。
しかし、いろいろ調べている内に、この装備の真の目標が何であるのかが見えてきた(ような気がする)。ざっくり言えば、都市のビルに立てこもるゲリラの掃討なのだろう。コンクリートの建物を一気に破壊する威力と精密射撃、街路を素早く移動できる機動力はそういう場面で生きるだろう。
では、想定される相手(敵)は何者なのか?
ここから先は恐ろしい想定になるので書けないが、もうネットでは流布している話だ。自衛隊はその敵を明確に想定しているみたいだ。本気なのである。
40歳以下の男性は、これからボスニアやシリアやクリミアのような状況に遭遇して、家族のために戦わなければならないかもしれない。そうならないために普段から防衛意識を高く持っていましょう。
視点を変えて、中韓の接近が著しい昨今だが、中朝関係は難しくなってきている。米日韓の同盟対中朝の同盟という図式はもう崩れてしまった。米韓同盟は切れかかっているし(米軍は朝鮮半島から撤退し、戦時指揮権も放棄)、中朝関係も暗雲立ちこめている。ここでもし日朝関係が急に進んだりしたら、東北アジアの形勢は大きく変わってしまうだろう。北朝鮮の核が誰の手に落ちるか。
敵の敵は味方か。敵の内部分裂を謀るのも常道だ。この変動期に、国家指導者の資質は大変に重要だが、皆さん大丈夫なんでしょうかねぇ。
ちょっと妄想でした。