2025-05-01から1ヶ月間の記事一覧
銅町の鋳物師、長谷川甚吉(六代目長兵衛)が大正十年十月に納品した半鐘が、孫である自分の手元に昔の姿で戻るまでのこと。 その半鐘は大正十年十月に、長崎町(現中山町長崎)消防組第二部組頭秋葉三弥が新調したものである。「山形市銅町 鋳造人長谷川甚…
前の記事で「けはひ」と「けしき」について、 (『大漢和辞典』の)「氣配」の項に漢籍の出典が明記されていないのは、日本での造語である故かと推測されるが、漢籍のみならず和書の出典もないのは不審。 『和英語林集成』の記載と合わせてみると(紫色字の…
中学生でも習うようなことだが、あらためて考えてみた。 古文の授業で最初に習う読み方のきまりが、『語頭以外のハ行音「はひふへほ」は、ワ行音「ワイウエオ」に読む』ということである(ヰヱヲはすでにア行と同じ発音になっている)。たとえば、「白妙(し…
ロシアのシベリア東進についていろいろ読んでみると、そこにはいくつかの動機と要因が重なっている。それらは相互に密接に関連して生じたものであるともいえる。 最初から一貫して「不凍港獲得」という目的があったわけではないようである。 彼らにとって森…
1480年、「ウグラ河畔の対峙」によって「タタールの軛」が消滅したと言われる。 ウグラ川はモスクワの南を西から東に流れ、オカ川に合流する。さらに、モスクワを北方から東側に巡るヴォルガ川に合流する川であり、モスクワの重要な地形的防衛線になっている…