2025-11-01から1ヶ月間の記事一覧

梅に鶯 牡丹に唐獅子 柿に熊

近所でも熊の目撃話が聞かれるようになった。馬見ヶ崎川沿いに山から下りてくるらしい。護国神社の脇の堤防には「熊出没注意」の幟が建てられていた。熊は山の上から人里をうかがっているのではないだろうか。 柿の木を見ると熊が食べに来てはいやしないかと…

『徒然草』序段「ものぐるほしけれ」補説(六)

(五)から続く 引き続き、小松英雄氏の『徒然草抜書 解釈の原点』から要約する。 「斜字」は引用した部分である。 序段と第一段の関係 序段と第一段を分けるか一続きのものとみなすかの別は古くからあり、『正徹本』では区切りが無く、『光広本』でも序段と…

『徒然草』序段「ものぐるほしけれ」補説(五)

(四)から続く 時代順に、「ものぐるほし」を中心にして、もう少し見てみたい。 ………………………………………………………………………… ㉑(昭和49年 1974)塚本康彦「徒然草の鑑賞(序段)」『徒然草講座第2巻』 「つれづれ」を「所在なさ」とする『全注釈』が「ものぐるほし」を…

『徒然草』序段「ものぐるほしけれ」補説(四)

⑱(昭和41年 1966)白石大二『現代語のふるさと 「国語史」のあり方をさぐる』秀英出版 十 発想の伝統と表現の継承 ㈢ 「物狂ほし」をめぐって 以上のことからは、この『つれづれ』の「物狂ほし」は、「書きつくれば、ソノ内容・ソノ行為ガ物狂ほしイモノデ…