来週本番

 この土日も部活。今日は午前中スタッフの仕事で、午後は南高さんの定演に行く予定。
 
 アトリエ公演は来週の金曜が本番だが、ダンスの振り付けは今日からだし、いろいろ遅れ気味なのが心配ではある。台詞は大体入っているようなので、演出も細かいところに向かっている。
 
 ただ、各場面で「何が起きているのか(何を伝えたいのか)」を明確にしないと観客も「何が起きているのか」分からない。台本をよく読んで、行間を演じなければならない。サブテキストを作るという作業もそれであろう。台詞を言って、仕草をつけて、という前にこの「何が起きているのか」を把握することが演出の大きな仕事だ。だが、それがなかなか分からないのが常である。また、演出の意図を演技として表現する作業も、経験のない生徒にとっては難しいことである。ということでかなり口を出す顧問。
 
 教育実習でOGのO沼が来ているが、部室に顔を出してくれる。
 
 
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 正面から当てるライトを吊るパイプを設置した。黒板と天井の間に角材をはめ込んである。大地震が来ても外れないという保証はない。以前の「天井板の点検口からワイヤーでパイプを吊り下げる」方法よりも高く、少し後の位置で、客席の直上でなくなるのが利点だ。また、6メートルのパイプを横の5メートルのと付け替えて、中央柱から1メートルほど舞台部分に出るようにした。この部分に1本吊って、舞台ほぼ真横から当てられるようにしてみる。
 
 部室も7年かけて少しずつ住みやすくしてきたのだ。と振り返ってしみじみ思う今日この頃。