忘れんぼう

 最近は、学校祭での上演のことで頭がいっぱいで、自分の主催する、今日に予定されていた会議をすっかり忘れていた。この時期にやっておかないと時機を逸するので、急遽資料を作成。案内もしていなかったので構成員もびっくり。でも協力してくださる。6人で1時間半くらいの会議。
 
 
 中井由美子さんの訃報を聞く。面識はない。彼女は照明家だが、渡辺えりさんの同級生で、山形西高演劇部員だった方。2年生の時、初めて県民会館で単独校外自主公演(第1回定期公演)『青い鳥』メーテルリンク作、を上演したメンバーである。この学年の部員数は21名という大人数だったという。翌年の第2回定演は『犬神』寺山修司作。演出が中井さんだった。当時の顧問は吉田一恵先生(男性)。
 3年生の時には友人たちとえりさんとでフォークソング・グループ「終着駅」を結成。コンテストで3位になり、フォークジャンボリーに出演した。その後、えりさんと同じ山羊座なので「やぎ座」というデュエットを組んだりしている。劇団3○○の照明もされていたと思う。
 今、部室にある当時のものは、第1回・第2回定期公演のポスターパネルだけである。上記内容は、主として渡辺えりさんの結婚式の際に配布されたパンフレット(本校図書館資料)によった。
 
 
 訃報といえば、昨年3月まで、ある問題で困難な交渉を続けた相手の方が今年2月に亡くなっていたことを聞く。自分とほぼ同年代かと思うが、その最期は孤独死のようで、哀れをもよおす。交渉は結論が出て念書を交わして決着していた。しかし、いろいろと考えさせられることの多い問題だった。