第8回アトリエ公演、終了

 部室にて、16:10開場、16:30開演、17:25終演。入場数18人。
 いい上演だった。役者はよく演じ、スタッフワークも良かった。ギャグタッチの場面とシリアスな場面をうまく演じ分けた。役者の目の前、足元に観客がいるという状況では、ホールでやるのとはまた違った緊張感があるのだろうが。
 
 18:00からPTA役員会のため、終演後すぐ、あとを任せて学校近くの会場へ行く。全体会に顔を並べるだけで、学年会には出なくて良いから、35分ほどで終了。部室に戻ってみると、もう皆いない。手際よく、片付けが進んでいる。片付けは明日、土曜スクールのあとにやるようにして、今日は早く帰るように指示しておいたのだ。
 
 入場者は生徒のみで、職員がいないのも少しさびしいが、行事と重なっていたせいだろうから仕方がない。無理に誘うこともしなかった。自由登校になっている3年生の、引退した部員が6人来てくれた。その半分は進路が決まっている。
 
 7人のキャストは好演で、特におバカさん役(東北大会では伯母役)が熱演で、全体を引っ張っていた。なるほど、こうしてみると全国大会に出場した作品だというのもうなずけないではない。部室のような観客と接近した空間で、ストレートに感情をこめて演じれば、観客に訴えるところは大きかった。
 しかし、今回うちが作ったこの舞台を県大会、東北大会でやったらどうかというと、残念ながらこの地区で太刀打ちできる作品だとは思えない。やはり脚本が中学生テイストで、物足りないと感じる。
 
 この後は、いよいよ定期公演に向けて動き出す。上演許可が下りた。劇団ハートランドの作品で、作者は中島淳彦。『ギラギラの月』という題である。
 
 明日は雪のようだが、午後から村山市民会館に東根工業高校と楯岡高校の冬季公演を観に行く予定である。