ちゃぶ台返し?

 地区大会終了。11校中、うちと山形東、日大山形、山形学院、山形南の5校が県大会に出場することに。次点は、山形北。
 
 昼、調光卓が半分効かなくなるというトラブルが発生。修理のため上演を1つずつ繰り下げることになり、講評は個別のものは後日、今日は全体的にだけしていただき、閉会式も表彰(参加賞と創作脚本賞)は無しになる。調光卓は復旧したが、直前のアクシデントで昼休み後の3校にやや影響が出たか? うちの照明の生徒はおちついていたし、昼休み中にセットを固めるのがゆっくりできて助かった。
 
 雨はほとんど心配いらず、上演終了後に一時降ったが、すぐ生徒が対応して事なきを得た。
 初日リハ前後にかなり厳しく言い続けたせいか、昨日の生徒の動きはずいぶんと良かった。
 予定より遅れてトラックに積み、学校に下ろす。8時近くになってしまう。生徒を帰して顧問会会場へ。すでに投票は済んでいて、結果を教えてもらい、生徒にメールで伝達する。学校で解散する前に、これでダメだったらテーブルひっくり返して暴れてくると言うと生徒も先生お願いしますと言う。まさかそんなことしないけど、気持ちはそのとおり。メールに、よかったあああああああああああ(あ96個)と返信が来る。
 
 うちの芝居、58分40秒。概して好評だった。一番、芝居らしい芝居をしたと自分でも思う(何を芝居らしいというか、芝居らしいことがいいのかどうかは別として)。もちろんミスは多々あったが、それを引きずらないで、観客にミスを忘れさせるような芝居をするのが大事だ。障子は、枠を固めてみたら開閉がきつくなってしまい、開けたままの芝居にした。県大会まで改良しなければならない。
 
 上演について、いろいろ顧問会で言われるが、そういうこともあるかと気付かされる。同じ部屋にいろんな人が来るが、それが不自然な部分もあるのだ。エピソードも必要なのかどうか疑問視されるものがあった。しかし、地区大会で言われることと県大会で言われることはまた違うし、言われたように変えても必ずしも良くなるとは限らないので、結局は自分の責任で自分で判断するしかない。
 
 初演台本は既成台本と違い、参考にする上演がないので難しいものだが、逆に言えば以前のどこかの上演と比較されることがないので自由でもある。世界の誰も見たことがない芝居をつくる。創作とはすごいことである。
 
 他地区の結果もすべて判明し、10月末の新庄市での県大会に向けて動き始める。その前に中間考査だ。明日片付けをして、1週間以上部活はお休みになる。県大会の上演順はまだ決まっていない。