朝ドラの『半分青い』をおもしろくて見ていたが、ＳＮＳではかなり批判的な意見が多く流れている。
考えてみるに、１５分の話を毎回放送するのだが、高校演劇だとそれは全体の四分の一に当たる。４回見れば高校演劇の芝居１本である。（いや２時間の芝居でも８回分でしかないのだけ。）
そう考えてみれば、『半分青い』の展開の速さも納得できるのでは無いか。
高校演劇１本の芝居を、月曜から木曜まで、四分の一ずつやれと言われたらどうするか。区切り毎に次回への「引き」を作って視聴者を飽きさせない手も必要になるだろう。長大な物語を、こう細切れにして見せるのは、新聞小説的な発想なのだろうか。
いや自分は登場人物を演じる役者さんたちに対してはかなり高評価です。主人公なんてもう、あの若さでたいしたものです。かなり無理のある脚本かなとは思いますが、よく演技しています。豪華な配役（脚本家の力でしょうか）の中で負けていませんね。
しかし、さすがに昨日今日は気持ちがついていかなくなってきた。７時半からＢＳで見、８時から地デジで見ていたのだが、今日は見ないで庭木をいじっているようになってしまった。
さて、これからどうなるのでしょうか。
テレビも最近はスポーツ界の不始末が大きなネタのようで、これがすごく面白いから視聴率も取れるのでしょう。見ている方も、一種、正義の主人公（遠山の金さんとか）と一緒になって、悪代官をやりこめていくような爽快感を感じるからでしょうか。
小物から中ボス、ラスボスと出てくるのもゲーム的で面白い。
アマチュアボクシングの連盟で終身会長になっている山根という人が、今もっぱらの悪役になっているが、現役最高権力者が終身その任にあたるなどとは、ロシアか中国か北朝鮮の話かと思われる。一種の教祖様みたいなものなのだろうか。
選手宣誓から何から、枕詞に「山根会長のおかげで」と言わなければならないとしたら北朝鮮の首領様と変わらない。この人の話す言葉に一種の訛りがあって、やはり帰化したというのは本当なんだなと思った。戦前は日本人だったのが、戦後の国籍は韓国になったのか。ご兄弟が釜山にいるとか。
今日午前の生放送で、最後に暴力団某組長から三日以内に辞めろと言われたので出てきたと言っていた。そうしなければ過去をバラすと。いや、不謹慎ではありますが、たいそう面白くなってきた。闇の世界にも亀裂が出来ているということでしょうか。マスコミのみなさんも、ラスボスを引っ張り出すまで途中でへたれないで、正義のヒーロー役を全うしてくださいよ。
