近況

 先月末、30年住んだ家を出て、同じ市内に転居した。出た家は取り壊される。昭和の長屋みたいな所で、小さな家が集まっていた。多いときは大家を含め6世帯が暮らしていた。袋小路の奥のどん詰まりに新居を定めてから、子供が生まれ成長して独り立ちするするまで、何度か転居も考えたが、あまりに地の利が良く、市内中心部のほとんどに歩いてすぐ行けたため、ずるずると住んでしまった。もう大家も亡くなり、新しく入る人もなく、2世帯しか住んでいない状態だった。
 あの狭い所にどうやって詰め込んでいたのか、転居先がゴミ屋敷になるほどの大量の物を運んだ。おさまって忘れられていたものが一面にさらけ出される様は、自分の30年の生き様を見せられるようだった。またこれらを仕舞い込んでいくのか、思い切って捨ててしまうのか。

 この引っ越しのために2ヶ月ほどは掛かり切りだった。連れの入院もあり、予定を延ばしてもらってようやく終わった。しかし大量の荷物の片付けはまだまだかかりそうだ。

 東北大会(八戸)の打合せがあり、山東、置農も行ってきたようだ。いよいよの感じだが、隣県からの出場校に依頼していた2月の合同公演参加がほぼ決まり、企画は当初の考え通りに進められそうだ。みなさんのご協力と努力に支えられました。あとは観客動員。山形地区、置賜地区の演劇部員達には無料での入場、山形駅からの直通バスの利用を提供します。今年度東北大会出場校が2校、1校は東北大会上演作品を見られます。
 チラシを作らなければならないが、やることが多すぎて1人では手が回らない。
 「真夜中の太陽」の観劇感想も書かなければならないが、まずは採点。