尾籠な話(地獄の3日間)

 3日に期末考査が終了。10日(火)が伝票締め切りだった。採点は比較的順調に進んで無事に伝票提出。この間、観劇感想を書いてアップする余裕がなかった。
 
 11日(水)、明け方に夢を見た。トイレを探す夢で、これはたまに見るパターンだが、今回は吐き気がしていて探すのだ。襖を開けるとトイレである(というのが夢の独特なところ)。そこで目が覚めるのが大人。現実の吐き気と便意に襲われながらトイレに向かう。
 ここから2日間、激しい下痢が続いた。前夜は缶ビール2本飲んで寝た。家族は誰も異状なし。
 初日は朝食を取れず、パンを持って出勤して2時間ほど授業したがとても耐えられなくて保健室で休ませてもらう。熱は7度5分くらい。昼から早退、帰宅してひたすら寝るが、腹痛と下痢に関節痛で苦しむ。結局この日は朝昼晩と3食とも食べず。夜にチョコレートの欠片を口にしただけだった。水分は摂るが、胃腸が機能停止しているようで、そのまま排泄される感じ。寝ていても妄想がみょうに発展して行く。
 12日(木)、欠勤の電話を入れる。朝小さな食パン1枚、昼おじや、夜うどん少々。下痢は続いた。これで粘液質や血便になったら赤痢かなんかだろうが、水様ではあるが悪質な感じがしない。ひたすら寝る。さすがにやつれてくる。トイレに行く間隔は次第に広くなり、量も少なくなっていく感じだった。
 13日(金)、出勤してみる。午前午後と1時間ずつの授業。ふらふらしながらなんとか勤める。昼の仕出し弁当を3分の1くらい食べる。昨日と一昨日のは食わずに了った。夜から下痢がおさまってきた。腹はゴロゴロいう。放課後、部室に顔を出す。みんなから感染を怖がられるが、寄ってくる子もいる。
 今日14日(土)、回復の感覚。昼からの部活に間に合うように出る。でもほとんどは職員室で(席が、今年はストーブの近くなので)寝ていた。土曜スクールの後の部活である。先生方も多くいた。稽古を見ていてもあまり面白くない。生徒に任せようと思うのだが、見ているとやっぱり、違うという思いが湧いてきて仕方が無くなるのだ。
 夕方5時半から遊学館でめざましどけいの「わが闇」を観劇。雪が降る中を観に行ったわけだが、かなり満足して帰宅。2時間半の芝居を引きつけた。T田が受付にいた。受付で3月卒のO津とも会った。I飼君の父君とも。
 
 3日ぶりに、らしい便が出て回復を確信。ちょっとまだふらつく。思うに、最近の自分はいらぬものが多く溜まっていたに違いない。腹同様に頭の中もすっきりしたような気がする。食い過ぎ、呑み過ぎ(そんなに食っているわけでも、全然太っているわけでもないが)、余計なことを思いすぎだった、のだろう(と、比喩的に考えるのはいけないのかもしれないが)。しかし、行動としては何もしていなかった。そんな自分への不満?が内攻的に爆発したのかも知れない。
 
 今月に入ってからの観劇感想を書く余裕がなかった、というのもその表れかも知れない。
 それで、パンフの画像だけ掲載するようなざまになっているのです。(ぼちぼち追記するかもしれません)