金木犀香る

 8時半から、午前中場練、午後通し。58分何秒か。時間的にはOKだと思う。ただ、通しの大半を寝てしまった。疲れているのと昼食後すぐだったことと、場練の結果に一種安心したのとが原因だと思う。
 パネルをほぼ実際の広さにして立てる。紗幕(寒冷紗)を縫い合わせて、吊り込みしやすくした。
 各場面を吟味して違和感を解消する。演出、役者とも脚本に対する理解が深く、浸透してきている。それに併せて作者からの解説も生徒に通じやすくなってきていると感じる。でもまだまだの所もある。12日の本番までに変えられるだろうか?
 声の細い子が頑張って、届く声になってきている。全般に早口になると滑舌がダメになるので、ゆっくりはっきり言うようにする。
 2時半、部活終了。
 
 その後歯医者。新しい差し歯が入った。が、新しい虫歯も発見されてしまう。
 
 5時から遊学館にて観劇。
 演劇集団舞台工房10周年記念公演 第41回公演 「鎌塚氏、すくいあげる」 作、倉持 裕
 キャスト8人(男5人、女3人)のコメディ  上演時間2時間15分
 入場数5~60人か。演劇鑑賞会事務局長と遭う。
 
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 帰途、文翔館の築山から金木犀の香りがした。
 
 
 
 
 
 
 口論の末に、「日本統治時代は良かった」と言った95歳の老人を、老人の持っていた杖で殴り殺した30代の男。反日教育もここまでの成果を得たかと慨嘆しきり。少しでも親日的言動を取れば、儒教的長幼の序もなく抹殺されてしまうのだ。自国の大学教授には客観的な歴史を説く人もいるようだが、すぐに徹底批判されるだろう。歴史問題(強制連行、慰安婦旭日旗)に続いて、福島原発の汚染水流出についても異常な反応をしている。
 
 党の喉舌たる報道の文言。隣国への批判は、国名を入れ替えたらそのまま自分の国に当てはまるというおもしろさ。「特色ある社会主義経済」が制御しきれなくなる恐怖。まさに噴火直前のような民衆の不満。
 ○沢東時代への回帰? 三反五反運動か。だったら行き着く先は見えている。
 国民の財産を国や地方政府が掠め取って作りだした見せかけの繁栄。売り飛ばせる農地が尽き果てた時、地方政府も国も滅びるだろう。疲弊した国民と破壊された国土(環境)が残る。
 
 どちらの国家も虚構(事実隠蔽、偏向教育、歴史捏造、脆弱経済)の上に成り立っているのだからそもそも無理がある。いずれ自壊せざるを得ないことが、いよいよ明確になってきているのではないか。