プロット提示

 全員はそろっていないが、1年生にアトリエ公演のDVDと記念写真を渡す。
 
 今年の大会向け作品のプロットを印刷したもの(A4判3枚の梗概)を部員に配布する。こんなに早く示せるのは初めてである。今日の午前中に、ノートを見ながら打ったもの。打ちながら湧いてきてできた部分もある。やはり手を動かすことで書けるということがある。頭だけではできない。
 「夢」という手段を使わないで深い心理を描くことを意識する。リアリズムの芝居になる。でも役の年齢は、ほぼすべて実際の生徒より高い。
 
 みんなが読む間、どきどきして待つ。読後の反応は悪くない。静かに読んでいて、読み終わっても静か、というのは前にもあった。それは、期待できる良い感じである。手応え有り。ほっとする。
 
 細かいところをどっちにどうふくらませるか、生徒の意見を聞く。生徒(女性ですから)の感覚も必要だ。そして、いくつか考えること、取材することを指示する。22日の合唱コンクールまでの間、全員はなかなかそろわないので、数人ずつ取材させることにしたいのだ。何をどこに取材するかは、ここでは秘密。
 
 基礎練習も怠らないのが大事。2日に1回走るという。1年生には繰り返し、滑舌練習の大切さを強調する。