眠い

 先日、終業式の前に表彰式があり、その前に全員で大震災被害者のために黙祷した。この日行われた生徒と職員の募金は20万円を超えたと思う。
 教員も何人かが避難所に差し入れに行ったり、高校生のために教科書や辞書を届けたり教科指導に行ったりしている。
 あいかわらずガソリン不足は深刻だ。朝は長蛇の列。3000円まで給油できるようにはなったが、品切れ即閉店だ。自分はあれ以来車に乗っていない。灯油も品不足になり、配達されない。これには困る。今年の冬は長く、まだ雪が降るので寒い。もうすぐ4月だというのに。
 
 校内人事が決まり、副顧問だった方が新1年の学年主任となり、演劇部顧問は自分1人となる。総数1名減なので部活動顧問のやりくりも厳しく、文化部はほぼ1人態勢である。会計をしていただいていたので、早速新年度の会計予算を考える。部費は、自主公演の積み立ての他に、県大会旅費の自己負担分を予想して1年分を3回に分けて集金してしまうのだ。校長の決裁を経、これ以外の集金はしない。校友会の方の部費はおおよそ大会向けの制作費になる。
 
 今日までに1場の立ちを2、3回見たが、どうしても眠くて見ながら寝てしまう。どうでしたかと聞かれて、寝ていたのでと言うが、部員も分かっていてそうでしょうねみたいな感じである。台詞はなんとなく言えるが、動き仕草が観念的で、ト書きにあるからそんな風にしたというだけのようである。ぞんざいな動きでは観客が場面の意味を感得できるわけがない。役者が一つ一つ丁寧に考えてくれることを望む。まあ、少し注文つけたところは変化しているのだが。明日は休み。道は遠いが日数は少ない。
 月曜日に印刷所と打合せの予定。ポスター、パンフを頼むのだが、紙も不足してきているらしいのでちょっと心配だ。入場無料にしたのでチケットはなし。受付で義援金を募金することにする。
 衣装はシスター桜井の服を作っている。といっても黒いワンピースに白いベールというだけのこと。現在の修道服は簡素化されているようだし、日常活動時の服なので。老シスターの方は別途用意する。他にチマ・チョゴリも必要だがどうしようか。
 背景のリンゴの木は紙に描いて吊ることにする。転換が可能になる。バイオリンの練習曲は、古巣の北高音楽科にお願いしてみた。調弦の音は動画投稿サイトにあったようだ。