部活は閑散

 創立記念日の校内合唱コンクールに向けて、各クラスとも練習に打ち込んでいる。ために、部活は閑散としている。毎年のことだが、どうしようもない。
 このクラス対抗合唱コンクールは校友会3大行事の一つに位置づけられているのだ。2週間で2曲をまとめるのだから大変だ。クラスに音楽部(合唱部)員が多くいればいいのだが(本校の音楽部はかつて全国10連覇した実力がある)、ピアノ伴奏も人材のいないクラスは大変だ、やむを得ずアカペラにしたりする。
 朝も放課後も、クラス単位で合唱の練習をしているので部室に人がいない。ただ、下校後、他校の定期公演は観に行っている。今日は山形北高。
 私はかつて11年間、北高の顧問をしていたが、あの頃が一番好き勝手して、いろいろ勉強もした。3年生の引退公演になるこの定期公演に一番力を入れていたように思う。部員の力も最も充実する時期である。当時はカーテンコールで、キャスト・スタッフ紹介をしない代わりに、全員でのダンスを披露していた。このダンスの練習が大変で、もっと芝居の稽古をしたらいいんじゃないかと思ったものだ。今日はダンスではなかった。感想は観劇感想の書庫に書く。