一喝を頂戴する

 16日(土)、9時~15時の部活。今日は3年生が模擬試験。3年の教室がある校舎と接続している理科棟の1階、機械室の向かいに部室がある。廊下にも扉があるのだが、特に模擬試験の日は3年の教室(2・3階)に声が聞こえないように配慮している。10数人が一斉に発声練習をすると結構なやかましさである。休みの日に朝から外(部室を出るとプールの裏)でこれをやると民家から苦情が来る。だから昇降口を出てグランドに向かって発声する。サッカー部やソフト部がいるので少し恥ずかしい。
 で、今日は昇降口に行くまでにぺちゃくちゃしゃべってうるさかったので、3年の学年主任から一喝されたようだ。一喝というか延々と説教を頂いたらしい。部室に行ってみると皆ショボンとしていたので、訳を聞き、少し話をした。気をとり直して、発声練習は抜いて、場練をする。最近少し緩んでいた部員たちの気が引き締まって、ありがたい指導だったと思う。本来なら、顧問が叱るべき所でした。
 今日も主たるメンバーの1人Sが風邪で欠席。演出がSの台詞を読んで場練をする。少しずつ変えてみる。微妙な心のやりとりを表現するのに苦心する。演出が、1年生ながら本当に良くやってくれる。細かい演技を付け足していけば時間オーバーするので、1分くらいナレーションを削る(地区大会は58分58秒だったのだ)。
 今日の最後にやった終幕の場面、グッとくる。2度目である。役者の中にはっきりとした感情ができているので、見る方にも確実に伝わる。理想のラストの有り様に近づくことができた。ほめてあげたい。あとは「影」のシーンさえできれば、かなり満足のゆく芝居になりそうである。主役の子は精神的にタフなので、時間がかかってもやってくれると信じる。
 明日は午前半日の部活。
 今日は6時半からの「劇団山形」のお芝居を観に行く。生徒も行くかも知れない。観劇感想はあとで。