追試…。

 12日のスタッフ打合せの頃、学校は県民会館で茂山千五郎狂言鑑賞。「蝸牛」「附子」「濯ぎ川」。後で聞くと、3年生の部員が3人とも舞台に上がって所作を教えてもらったらしい。Tが上手で喝采を博したとのこと。(Tは平野役をした子。)今月27日に県民会館で、恒例の地区演劇部員対象の研修会がある。所作の基本を教えてもらえるようだ。
 昨日今日と中間考査の追試が行われ、部員の何人かは5時過ぎまで来られない状態。いる人でやれるところを練習する。(6時で終了なのだが。)部員たちはいろいろ考え、話し合いながらやっている。熱心である。でもあまり些細なことにこだわらないで全体の流れを見て欲しい。結構緊密に構成されているので、細部に手を入れると全体のバランスというか前後の響き合いが崩れるので、難しいのだ。でも少しは直さないといけない、とは思っている。
 県大会会場の舞台奥行きは、ちょうど部室の大きさに近い。部室は5間四方なのである。廊下側に演出陣が座っていて、中庭に面した窓側を後ろにして装置が置いてある。装置を置く線は緞帳から3間なので、演出の前あたりが緞帳線になる。決して広くない。
 衣装に使えそうなものをネット通販で買ったのが届いた。明日着てみてもらう。しかし今は便利な世の中である。