会場にて県大会打合せ(県大会上演順)

 2校時まで授業し、直後にバスターミナルへ移動。2時間かけて鶴岡のバスステーションに到着。さてそこからどう歩けばいいのか見当がつかない。方向音痴的なところがあるからだが、近くにいた老人たちに道を尋ねても要領を得ない。要するに旧城下町特有の複雑な道路が簡単な説明を許さないということである。とりあえず南へ行けばいいと判断し、生徒5人と太陽に向かって歩く。20分ほど歩いて無事文化会館に到着する。致道博物館の隣だった。暑くてへろへろである(帰途はタクシーを利用)。汗を拭く間もなく打合せ。舞台を見るとやはり奥行きが狭い。客席は1200席以上あるが、昔風の多用途会館で幅がなく、長方形にせり上がっている。今回の芝居には支障なく、かえって好都合な面もある。庄内地区の先生方と会館スタッフの方々で装置・音響・照明に分かれて打合せ。下の写真で言うと、左下が受け付け、手前から装置・音響・照明のテーブル。舞台の奥行きが分かって貰えると思う。緞帳からホリゾント幕まで4間半。緞帳前が5尺くらいある。中割幕が、中央3間ばかり残してせめてあるが、うちはこの後ろに装置を組むことになる。アクティングエリアは1サスと2サスの間である。間口が狭くなった分、少し奥に引っ込んだ感じはするが、地区大会と同じ奥行きで組んでいる。下手突き当たりが綱元。上に見える下手フロントが調光卓の場所。窓がないので声が聞こえてしまうし、舞台下手奥が見にくい。また2袖幕より後ろの袖幕の間が狭く、SSやスピーカーを置くと出入りが難しい。なお今回、スピーカーはプロセニアムのものは使用せず、上下の花道のものを使うのだそうだ。音響卓は客席後方。
 
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大会においては、装置の搬入搬出が大きな問題だが、この会館の搬入口は下のようなものである。
トラックをまっすぐ着けることが出来ないし(後で、車止めが取り外し出来ると判明)、高さも荷台には合わない。少し悩ましい問題がある。入ってすぐが舞台上手袖。右側に見える張り出した部分が舞台裏の上下移動用通路になっている。装置置き場は館内だが、大きいものはいったん外に出してここから入れるしかない。これも悩ましい。
 
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 第37回山形県高校演劇合同発表会の上演順は以下の通り。演目未詳。
11月5日(金)
  13:50~上演1 酒田西
  15:20~上演2 新庄南
  16:50~上演3 山形西
11月6日(土)
   9:30~上演4 山形南
  11:00~上演5 天童
  13:00~上演6 日大山形
  14:30~上演7 九里
  16:00~上演8 山形市立商業
  17:30~上演9 酒田東
11月7日(日)
   9:30~上演10 東根工業
  11:00~上演11 置賜農業
  13:00~上演12 山形東 
 
 最終日が三役揃い踏みという感じですね。うちは初日にやってしまうので、あとはゆっくり観劇できる。
 審査員は、曳地伸之(俳優・声優)、板倉 哲(青年劇場俳優・演出家)、杉内浩幸(宮城広瀬高校顧問)のお三方(敬称略)。
 
 ひどく車酔いすると言っていた子は無事往復してくれました。