芋煮会日和だが部活

 今日は暖かくて芋煮会日和だった。ここ何年か河原での芋煮会をしてないなあ。 
 9日(土)、11日(月)と部活。今日は主要な役がいなくて午前中で終了。
 県大会会場の舞台に合わせると装置の位置が中割の後ろになるので、裏から袖への出入りが見切れないように黒色のパネルを上下に立てることになり、その組み立てをする。1畳分のパネルを2枚連結するだけ。これを2組。2枚の間にかすかに隙間ができるが、後ろからの光はないので、裏側にガムテープを貼って隠す。
 校歌の練習。声が雑…あれ、今日は発声してなかったっけ。その後主役1人のシーンを練習。音響とのタイミングもある。土曜日に稽古した、2人でやる「影」のシーンの続きの所。心情や仕草などを細かく説明して繰り返させる。主役なんだけど、まっすぐ客席を見ない子なので目線を注意する。ここは観客にアピールしてもらわないと。
 役者を「育てる」というのはどうやったらいいのか。全国優勝したときの青森中央さんなんかは役者の力量がとびぬけていたが、やっぱり顧問の持つ演技力が生徒に反映するのかなあと思ったりする。畑澤先生のワークショップを見させていただくと、実によく生徒の力を引き出していくと感心してしまうのだ。
 土曜日は「影」のシーンをやった。2人でよく考えてきている。それはそれで良くできていると思う。見ている他の生徒もそう思っているようだが、作者には今ひとつの感が残る。実は台本を書いているときは意識していないのだが、今、分析的に読んでみると、そう書いた意味が(そうなるべき意味が)分かったりするわけで、生徒に説明している内にそれを確信したりする。だが、さらに深く演出を考えなければならない。生徒はプロの役者ではないから、言われてもすぐにできるわけはない。時間がかかる。また、生徒の性格と役柄の性格がずいぶんと違うらしくて苦労しているようだ。役の内面を表現するのは難しいが、あせらず、少しずつでいいから変わっていってほしい。
 明日は鶴岡の会場で打合せだが、ひどくバス酔いするという子がいるので少し心配である。
 午後、打合せ時の提出資料を準備する。台本5部に学校祭で配布した参考プリントを添付する。(参考資料一覧が記してあるので。)学校提出の出場伺いやら参加要項やらも作る。経費概算をしてみると、集金している部費で間に合うのか少し心配になる。