令和二年の正月

町に雪が無い。近くの山にも無い。日差しが暖かい。

こんな正月もまあ珍しい。雪囲いをいい加減にしたから助かるとも言えるが。

 

BSで映画を見て過ごす。「風と共に去りぬ」久しぶりにみた。この脚本を短期間で書く(でっちあげる?)男たちの芝居があったが、役者と監督が良かったのかも知れない。セットや衣装、モブシーンのすごさは言うまでもない。

よき時代と文化(誰にとって?)が戦争という風とともに消え去ったということだが、日本で言えば戊辰戦争みたいなものなのだろう。逆に言えば、内戦を経て封建的身分制から脱却できたことが国の近代化を推し進めたということか。

 

豊烈神社に初詣。二日に行ったからか日の丸の旗の立った蜜柑がもらえなかった。おみくじは末吉だった。

友人の賀状ではそれぞれが趣味に生きている様子がうかがえてうらやましい。うらやましいといっても、それは他人の人生で、自分の人生は人と比較したって仕方が無い。

たいした病苦もなく、雨風しのぐ家もあり、それなりに働く場もあるし、毎日三度のご飯に事欠かないのだから素晴らしいものだ。

 

さて、今年もこれで始まり始まり。