休日

 少し前の話になるが、地元FM局で製作・放送されたラジオドラマのCDをいただいた。
 
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 プロの音声専門家の方が音入れしたものをマスターテープから取ってくださったので、音は抜群に良い。台詞の間なども微妙に変えてあるそうだ。
 実際には放送されなかった幻の回もちゃんと音を入れて仕上げていただいた。ありがたいことだ。
 
 ハイヒールの足音とか酒瓶を置く音とか、効果音も自分で作るが、意外に生録の音ではそれらしく聞こえないので、回転数を変えるとか一工夫するのだそうだ。
 自分の経験でも、芝居に人を殴る音を入れようと、何か袋に詰めて殴った音を録音してそのまま流したら、変でしかなかった経験がある。
 
 
 このところの部活は次回のアトリエ公演(公開練習)の脚本決めのための台本読みだった。第14回になる。「部内での練習」という位置づけなので勝手にやらしてもらっている。たいていは、大会作品で重い内容をやった後なので、生徒は軽い、笑えるものを選ぶようだ。選んだのは生徒集団創作の作品でまあたくさんのキャストが出るものであり、特に筋立てはない(ようだ)。
 今回は、脚本決めからキャスト・スタッフ決めから全部生徒に任せている。
 公演毎にキャストとスタッフの交替をしているので、前回の演出が今回は役者、前回の衣装が今回の音響というのもある。
 
 火曜日から2年生は修学旅行なので、自分の授業持ち時間は半減する。その間の部活は1年生だけになる。公開練習の本番は12月末なので、また観なければならない公演もいくつかあるので、今年の東北大会(岩手)は行けないというか、行かないことにした。歳のせいか寒いのが嫌になったということもある。
 
 休みの日に休めるのは良いものだ。ただ、このところは親戚の法事が入ってくる。親戚にも新しい世代が続々と出て来て、その頑是無い様子を見ていると、人間へのいとおしさをあらためて強く感じる。