中間テストが終わり部活再開している

 大会用台本を少し書き換えた。演出と助演出相手に話をしながら削除する所を決め、自分でも思いきってカットした。エピソードの順番を入れ替えたりもした。メタ的な部分は全部カット。そもそもメタと言いながら、単なる裏見せに過ぎなかったかも知れない。
 大上段にかまえた戦争(無差別爆撃の非人道性)批判を控えて、当時の女学生の体験範囲内にとどめる。せっかく書いた台詞を捨てるのは惜しい気持ちもある(部員にも自分にも)が、60分の時間制限と大会での連続上演という環境では、真面目すぎる主張を観客の心に響かせるのは難しい。
 
 この変更について、2年生を中心に部員たちが説明を求める。これまで作ってきた、各自の役柄の心理が変わってしまうのだから当然のことである。よく説明して納得してもらい、意見を受けて手直しもする。
 
 ある意味、大会向けの書き直しとも思っているが、自分はこういうことはあまりしたことがない。自分の書きたいものを書きたいように書いてきた。でも今回は、70年ほど前の、4年間にわたる歴史的事実を踏まえているので、客観的な視点を持つことも必要ではないかと思ったのだ。地区大会講師の方の講評や生徒演出・助演出の考えを受けて、変えても良かろうと思った。
 人の言うことは千差万別で、地区で言われることと県で言われることが正反対の場合もあるから、何が客観的か分からないのだが、より分かりやすくなるだろう道を選んだのだ。
 
 まあ、自分たちで全力を尽くしてもそれに比例して(評価という)結果がついてくるとは限らないのが世の常。そのことは肝に銘じて、どのような結果にも一喜一憂しないことである。
 達観したようなことを書いたが、演劇コンクールの宿命と割り切るしかないという断念でもあろうか。
 
 
 2日(木)に県大会会場でスタッフ打ち合わせ。試験中なので生徒は行けず、顧問だけが行く。ついでに先月23日に借りて練習したときの経費を払う。1万円かからない。
 照明は基本的な部分は記録してある。言い忘れていたものを追加したりする。
 この打合せで、吊り物バトンの競合などを調整する。あまり重なっていないので吊りっぱなしに出来そうである。
 
 
 雪布(今回降るのは桜だが)2枚の作製が進んでいる。黒いロープ○○メートルとプラスチックの2連滑車数個を買うと結構な出費になるが、部の財産になる物なのでOK。
 工場扇が倒した時に歪んでしまった。首も固定されなくなった。
 アンプはそのままで、デジタルパワーアンプにするか、いっそアンプ内蔵型のスピーカーにするか、迷っている。予算の関係もあって、近日中には決められない。