生徒日替わり演出頑張る

 今日は2つ目のシーンの3回目。昨日と同じ1年生の演出。今日は人が揃ったのであらためてやっている。音響も入った。今回の演出の特徴はカットバック的なところか。これは映像的発想に近い。自分にはよく分かる。映画を撮るならこれでいいが、舞台では生身の人間が物理的時間の流れに沿って演技するので、なかなかイメージ通りにはいかない。でも、生徒の年代の子は、映像には浸っていても舞台を見る経験は乏しいから仕方がないことではあるだろう(この子はめざまし時計の上演を観に来ていたが)。
 明日は今日の子の指名で2年生の演出になる。
 
 台本の2稿を印刷して配布。30頁あるが、表紙(登場人物などが書いてある)があるので29頁。台詞が山形弁(旧市内の言葉)なので、読めない子もいる。今の子は方言を話さないんだよねえ。小学校とかではみんな標準語なんだろうか。ネイティブの方言は柔らかくて良いんだけどなあ。
 関西弁なんか全国的に理解されているけれど、東北方言はどうなんだろう。「~だんべぇ」なんていう関東地方の言葉と同一視されているような感もある。
 
 内容は、書きたいことから書いているので、まだ何だかぶつ切りの台本である。できたらこれでも本読みをしてキャスティングに持って行きたいのだが、無理だろうなあ。頑張ってつなげて、全国大会観劇に行く前に3稿を出したい。
 
 取材のアポを取ったが、急な変更が出てできなくなったり、いろいろあるが、少しずつ進んでいる手応えはある。今回の芝居は面白くしたい。もちろん自分的な面白さであるが。
 
 
 審査員講評を敬遠して席を外す、と書きましたけど、そんな度胸もないかもしれません。悪しからず。